「機嫌をデザインすることの大切さ」(1451号)機械設計業務を定額料金・サブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 時代の流れを捉え、自己啓発や自己成長のために、今年も多くの本を読むことを決意しています。その中で早速読んだ一冊を紹介します。
機嫌のデザイン(まわりに左右されないシンプルな考え方)」著者:秋田道夫
秋田氏は、多くの実績を持つ著名なプロダクトデザイナーで、2020年には世界で最も受賞が難しいと言われるGerman Design AwardのGold(最優秀賞)を獲得しました。
「機嫌のデザイン」との題名興味が湧き手に取りました。
この本には仕事や人生の悩みが解消され、素直な自分で生きられるようになる方法が綴られています。以下のような悩みを持つ人に特におすすめです。
・常に他人と自分を比べてしまう
・このままでいいのかと焦る
・自信を持てない
また、秋田氏は「言葉」を大切にする人物で、Twitterで自分の思ったことや感じたことを発信し続けています。彼の「シンプルで本質を捉えた言葉」は、驚くことに11万人のフォロワー数からも多くの人に影響を与えていることがうかがえます。
ある日のツイートで、「別に前向きではありません。ただ、機嫌がいいだけです」と述べています。私自身、「機嫌がいい」というのは子どもの頃から自然なことでしたが、あるトークショーの参加者がSNSで「秋田さんは今日も機嫌が良かった。機嫌がいいというのは、デザインの仕事においても重要だ」と言ったことを受け、秋田氏も「機嫌がいいというのは価値のあること」と再認識したそうです。
確かに、いつも機嫌が良い人は、誰からも好かれ、良い人間関係や仕事のチャンスに恵まれます。
逆に、些細なことで怒る人、文句ばかり言う人、いつも機嫌が悪そうな人は、人々が近づきにくく、避けられがちです。そういった人たちは、良い縁を逃し、残念ながら良い機会を逃してしまうことに気づかないことが多いのです。
難しいことかもしれませんが、自分の機嫌を意識し、常に良い機嫌でいることが、様々な形で自分に返ってくるものです。皆さんも、自身の機嫌を意識して日常を過ごしてみてはいかがでしょうか。
多くの気づきを得て、自分の価値観を見つめ直すことができるこの書籍を、AZA文庫に寄贈しておきますので、興味のある方はぜひ一読してみてください。 定額制・技術サービス ←

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