「枯野見(かれのみ)を楽しみませんか」(1431号)機械設計業務を定額料金・サブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 日が暮れるのが本当に早くなりました。今日の日没時間を調べてみると、なんと16:33でした。明日は冬至ですね、1年で最も日が短い日。私は冬至が大好きです。夕方犬の散歩に行くと、もう暗くなっており、景色や風景を楽しむことが難しいですが、明日を境に「日が長くなる」と思うと、モチベーションが上がります。若い頃はあまり意識しなかった「季節」の変化を、年を重ねるごとに深く感じるようになりませんか。私の変わったこだわりの一つが、「枯野」への愛着です。特に夕暮れ時の哀愁が漂う枯野は心に深く染み入ります。週末に行く犬の散歩コースは、今まさに「枯野」そのものです。(自宅近所の枯野) 草木が枯れ果て、一面に広がる荒涼とした冬の野原は「枯野」と呼ばれ、俳句などの冬の季語でもあります。冬枯れの野原を冷たい風が吹き抜ける様子は悲しくもありますが、全てが枯れた様子に「侘び」「寂び」の精神を見出すのは、昔の日本人の特徴でしたので私は古いタイプの人間かもしれません。かつては「枯野見」と言って、わざわざ枯野を見るために出かけることもありました。江戸時代には東京・向島の長命寺周辺が枯野見の名所で、冬景色を楽しむのが寒い季節の娯楽の一つでした。昔の人々のロマンを感じますね。「冬枯れ」「枯れ木」といったテーマは、多くの歌や句に詠まれています。多忙な現代人にもそんな余裕が必要です!皆さんも、週末に温かいコーヒーをポットに入れてお出かけしてみてはいかがでしょうか。心にしみること間違いなしです。
「遠山に日の当たりたる枯野かな」(高浜虚子作) 毎月定額制・技術サービス ←

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