「マンション理事長奮闘記」(1429号)機械設計業務を定額料金・サブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 私は5月から、155世帯が暮らす中規模マンションの理事長を務めています。私たちの理事会は、修繕、環境、防災、広報などの分野で12名で構成されており、さらに来期からの大規模修繕に向けて5名の有志でプロジェクトチームを組んでいます。総勢17名、中にはデザイナー、博士号持っている方、弁護士一家、翻訳のお仕事、製薬会社の幹部、会社役員等々本当に優秀な方が揃っています。
私たちのマンションは築34年。最大の課題は修繕と環境問題です。漏水、タイルの剥がれ、植栽の手入れなど、多くの問題があり、これらは住民主導で業者に依頼する形で対応しています。また、近隣住民とのトラブルへの対応も求められます。これらは想像以上にボランティア精神が必要な役割です。
理事会は1年ごとにメンバーが交代する輪番制ですが、最近は回ってきた理事を辞退する人や辞退はしないものの活動に一切参加しない人が増えており、このシステムを維持するのが難しくなっています。(マンションの噴水に時々訪れるカルガモ親子)
私が理事長になって以来、防災訓練、餅つき大会、大規模修繕説明会などの大きなイベントを開催しました。私たちのマンションは傾斜地に建っており、戸建てのような感覚で、近隣住民とのコミュニケーションが取りづらい構造ですが、これらのイベントを通じて交流が深まりました。
現在の最大の問題は、明年からの大規模修繕です。積立修繕費が足りず、全戸の積立金を1.6倍に値上げする必要があります。加えて、大規模修繕チーム内で意見の相違が生じ、そのうちの1名があろうことか一部の住民と結託してデマや批判を広めています。
既に住民説明会を終え、臨時総会を開催し大規模修繕と積立金の値上げ案についての承認を得る活動を進めています。
集合住宅では、快適な生活を送るためにはマンションのルールの遵守が重要です。ルール違反がある場合は、注意を促す必要があります。理事長としての役割は会社経営に似ており、この難局を乗り越えて、より良いコミュニティを築くために努めていいきます。
また経営者として様々な事柄から学びを得て、成長していきたいと決意しています。
明年5月の任期満了まで残り5ヶ月、住民の皆様がハッピーライフを送れるよう全力を尽くします。毎月定額制・技術サービス ←

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA