「3つの課題」(1187号)・・精密機械設計のAZA

会社の現在の課題が3つあります。担当を決めて進めています。今日はその3つの課題についてお話をさせて下さい。皆さんにもご協力頂きたく、お願いいたします。
1)ウクライナ情勢に伴う原油価格や物価の高騰についての対策
現在、以下のような項目で会社の諸経費が値上げされています。具体的な金額を算出してみました。
・燃料費・水道光熱費・車両関係費・事務消耗品費・支払保険料・人件費・消耗品費・諸会費・支払報酬・雑費・その他販管費 以上の月間値上がり合計:約45万円です。年間値上がり費用:45万円x12ヶ月=540万円にも上ります。これらの値上げに対応しないで放置していると「値上げ対応」だけで利益を大きく損出してしまいます。全員の工数で算出してみると1時間100円の値上げが必要になってきます。
2)バックオーダーの取組
前年度の反省点の1つとして「仕事量の不安定」が挙げられます。稼働率の高い月と、低い月、稼働率の高いメンバーとそうではないメンバーなど、稼働率を高い状態で維持していくことが重要です。それには仕事量を安定させることが条件になります。例えば機械加工の会社などは納期2週間、3週間、1ヶ月、と注文したタイミングで納期回答されます。その納期に合わせて注文されるわけです。弊社でも同様な取組が出来るのではないでしょうか?設計納期を頂き、バックオーダーを抱えながら業務を進めることが出来れば、お客様のご都合で業務が進められない時や、急な手空きが出た場合などに次の業務を進める時間ができます。結果的に稼働率・効率がUPします。また同時に1ヶ月分の仕事を抱えることになると、外注化も進むと考えています。具体的な方法としては、既存の工程表に1ヶ月先までの設計案件予定を記載することです。管理ツールなど使う方法も考えられます。そのことでお客様からの設計依頼が来た場合に即納期回答ができるので、注文をいただけるチャンスにも繋がります。
3)創意工夫により利益の最大化
依頼業務の全体を見渡して、人を入れ換えたり、業務を外注化したりのマネージメントを行うことです 1案件ごとに丁寧・綿密に計画を立てて利益を最大化するシステムの検討をお願いしています。例えば、安易に空いている人に業務を回す⇒慣れている案件、得意なジャンルの案件は人を入れ換えて対応する。また、外注に簡単な検討案件を依頼していくことも考えられますし、「2)バックオーダーを抱えること」が常時出来れば、外注化出来る業務をどんどん決めることも出来ます。

経営学の父と呼ばれるドラッカーは経営・マネジメントに関する様々な用語や概念を提唱しましたが、結局のところ言いたかったことは「顧客の創造と保持」と言う言葉に集約されます。言い換えれば「新規顧客を創造(獲得)することと、獲得した(既存客)を失わないことになります。既存客に満足していただきながら、新規の顧客も獲得していかなくてはならないのです。」8月から始まっている新年度は特にこの「バックオーダーの取組」「創意工夫により利益の最大化」が重要になってきます。皆さんの知恵を糾合しながら進めて行きましょう。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA