「コロナの知っておきたい情報Ⅰ」(1181号)・・精密機械設計のAZA

新型コロナウイルスの感染「第7波」が勢いを増しており、いつ感染するかわかりません。そんな今、知っておきたい情報について、厚生労働省の資料や日本感染症学会などの見解を基にQ&A形式で紹介します。
●Q 症状があり、感染が疑われる時は?
A 発熱や喉の痛みなどの症状があって感染が疑われる時は、まずは電話で、かかりつけ医や地域の身近な医療機関に相談します▼かかりつけ医がいないなど相談先に迷ったら、自治体が設置する「受診・相談センター」(地域により名称が異なることも)に電話を。診療・検査に対応できる近くの医療機関(発熱外来)を案内してもらえます▼医療機関を受診し、医師の診察で感染が疑われると判断されれば、新型コロナの検査が受けられます。
●Q 発熱外来などは混雑しているが?
A 日本感染症学会などは、65歳未満で基礎疾患や妊娠がなく、症状が軽い場合について「医療機関での治療は発熱や痛みを和らげる薬が中心になり、こうした薬は薬局等で購入できる」「検査や薬のために慌てて受診することは避けて」と自宅療養を促しています▼市販の抗原検査キットの使用も推奨。これを無料配布する自治体も多くあります▼水が飲めない、呼吸が苦しいといった症状が重い場合などは受診するよう強調しています。
●Q 療養に必要な日数は?
A 有症状の人は、症状が現れた日から10日以上かつ発熱などの症状が改善されて72時間が経過した場合、または、症状の軽快から24時間経過後、24時間以上の間隔を空けて2回のPCR検査を行い陰性だった場合、療養解除となります▼無症状の人は、検査の検体採取の日から7日が経過すれば療養解除です。当初は無症状の人でも、途中で症状が出てしまったら、その日から10日の療養が必要になります。
●Q もしもの時に役立つ備えは?
A 感染が判明し、自宅療養する場合、外出ができなくなります。事前の備えとして厚労省は、レトルト食品などの飲食料品を5~7日間分、用意しておくことを推奨しています【表参照】▼健康観察に欠かせない体温計は、平時から電池残量を確認しておきましよう▼なお、市販の解熱剤などを自宅療養中に服用しても問題はありません。他の薬を内服している場合や妊娠中、授乳中、高齢、胃・十二指腸潰瘍や腎機能低下といった病気で療養中の場合などは主治医や薬剤師に相談を。
●Q 自宅療養の注意点は?
A 自宅療養中は家庭内感染に注意が必要です。同居者の部屋を可能な限り分けるなどしましよう【図参照】▼こまめな換気が必要ですが、夏場は熱中症の予防も重要です。換気扇などや窓開けによる換気の工夫もしながら、エアコンを使用しましよう▼療養中に症状が悪化したり、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターの値が93%以下の場合には、あらかじめ保健所から伝えられた連絡先(コールセンターや、かかりつけ医など)に我慢せず連絡しましよう。

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