「記憶に残る有意義な夏休みに」(1180号)・・ワーク・ライフバランスのAZA

弊社では7月~8月の自身の都合に合わせて夏季休暇を取得出来ます。今週から夏休みを取得される方が多くいますので、英気を養う有意義な夏休みにして頂くための注意喚起になります。コロナ禍で迎える3度目の夏になります。ここのところ過去最高の感染者数を更新していますので、家族で各地に出掛ける場合もしっかりと感染対策を行いましょう。夏は楽しく、開放的な気持ちになる季節でもあります。それだけに、例年多発する海・川や山での事故に特に注意を払い、「無事故」の意識を強く持つことが大切です。水難事故は毎年、海水浴や川遊びのシーズンの7月から8月に集中しています。私も若かりしころに無理をして海や川で溺れかけた記憶があります。警察庁の報告によると、昨年のこの時期の水難事故の発生件数は451件、水難者は565人で、死者・行方不明者は212人に上っています。事故発生場所は海が約52%、川が約36%といいます。水難者のうち、中学生以下の子どもは110人で、死者・行方不明者は16人でした。また、子どもたちが流されたサンダルやモノを追い掛けて溺れてしまう水難事故も毎年起きています。 こうした中、NPO法人「AQUAkids safety project」(アクアキッズセーフティープロジェクト)が、水辺の事故から命を守るために「サンダルバイバイおやこ条約証書」を公開しています。これは、子どもたちはサンダルを無くしたら怒られてしまうと思わずに、流されたものとはバイバイすることを約束し、大人は流されて無くしても怒らないことを約束するものです。水難事故を防ぐ具体的な取り組みとして注目されています。一方、山岳事故は昨年の同時期で533件、遭難者は597人で、死者・行方不明者は46人。遭難者は50歳代・60歳代がそれぞれ123人で最も多かったのです。山岳遭難の多くは、天候に関する不適切な判断や、不十分な装備、さらには、体力的に無理な計画を立てるなど、知識・経験・体力等の不足が原因で発生しているといいます。“事故に遭わない、起こさない”を確認してください。また猛暑でもあります。普段は涼しい職場で、炎天下などは身体も慣れておりません。水分補給を十分に行い、楽しい記憶に残る有意義な夏休みをお送りください。

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