「想像以上に危険な・歩きスマホ」(1162号)・・ワーク・ライフバランスに取組むAZA

誰でも持っているスマホ。NTTドコモモバイル社会研究所が実施した、都道府県別の人口比率で分けた7050人への調査によると、スマホの所有比率は、2010年には4・4%でしたが、22年を迎えた時点では94%に達したことが分かりました。カメラ機能や音楽プレーヤーとしての機能、インターネット接続などの利便性の向上が、急速な普及につながったといえます。その一方で、社会問題となっているのが、いわゆる「歩きスマホ」「ながらスマホ」という行為で起こる事故の多発です。東京消防庁によると、15年から19年までの5年間で「歩きながら」「自転車に乗りながら」など、歩きスマホ等の事故によって、211人が救急搬送され、うち34人が入院の必要がある中等症以上と診断されています。事故と報告されない事例は、その何倍にも値します。愛知工科大の小塚一宏名誉教授の研究によると、スマホの画面を見ながら歩くと、視界が「20分の1」になるといいます。つまり、通常より95%の視野を失った状態なのです。当然、衝突や転倒といった危険に遭遇する可能性が激的に増加します。また、両手か利き手でスマホを操作していれば、転倒した際、とっさに手をつくことが難しくなります。周りが見えていないゆえに、壁や人とぶつかる、階段や駅のホームから転落・落下する、赤信号に気付かずに車と接触する等々の命に関わる事例が沢山あります。さらに周囲の人を巻き込んでしまう事故もあり、中には多額の損害賠償責任や刑事責任を課せられたケースも増加の一途です。事態を憂慮し、公共の場所での歩きスマホを規制する条例を定めた地方自治体もあります。私たちは、まず自分の意識から「このくらいは平気だろう」という小さな油断を排していきましょう。外に出たときには、スマホで地図を確認したり、SNSで誰かと連絡を取り合ったりすることもあります。自分も周りも守っていくために「歩きスマホは厳禁」、「スマホを使用するときは立ち止まって安全な場所で」と徹底し、無事故の日々を送っていきましょう。そして「ながらスマホ」で最も危険な行為は、自転車や車を「運転しながら」です。どのような時も絶対にやめましょう。

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