「何のために生まれてきたの?」(1146号)・・ワークライフバランスのAZA

木曜日は書籍がテーマのブログです。先日、アンパンの生みの親、やなせたかしさんが亡くなる1年前にお書きになられた書籍「何のために生まれてきたの?」を遅ればせながら拝読させていただきました。アンパンマンの生みの親というだけあって、アンパンマンの哲学がやなせさん自身なのです。大変なご苦労と、闘病を乗り越えながら波乱万丈の人生を歩まれ69歳でアンパンマンがヒット。年金を受け取る年齢に達していたという、超の付く遅咲きの作家でした。おなじみ「アンパンマン」のテーマソング。♪「何のために生まれて、何をして生きるのか」(「アンパンマンのマーチ」作詞:やなせたかし)。子ども番組の主題歌としては、異色です。当初、番組スタッフは反対したそうですが、原作者やなせたかしさんが、押し通したそうです。アンパンマンの生みの親、やなせさんは2013年に94歳で死去されています。「私たちは何のために生まれて なにをして生きるのか」のやなせさんはこのように答えています。「長い間、僕はずいぶん悩んで来たけど、やはり子どもたちのためにお話を書いたり、絵本を描いたりするのが自分の転職だなあと思うようになりました。だから引退も出来ないんです。自分だけがのんびり寝ているわけにはいかないと思うから。やっぱり死ぬまで描き続けていくことになるでしょうね。」私たちは、愛されるために生まれてきました。そしてその愛を伝えるために生まれてきたのだと思います。心理学の実証的研究によれば、「感謝の気持ちを表せる人」「人に親切にできる人」「人を許せる人」こういう人の幸福感が高かったのです。それって、アンパンマンと仲間たちですね。生きる原点になる問いかけでもある「私たちは何のために生まれて なにをして生きるのか」について考えを巡らせ自身の使命を確認したいですね。

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