「3タイプの人間像」(1144号)・・機械設計・製作のAZA

「ギブ&テイク」とは相手に利益を与え、自分も相手から利益を得ることです。
また「持ちつ持たれつ」という意味もありますね。ビジネスシーンであればウィンウィンを目指すことになります。ギブ&テイクについて組織心理学者のアダム・グラント氏は3タイプの人間がいるという(『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』三笠書房)
①ギバー(Giver)は「他者を中心に考え、相手の利益に喜びを見いだす人」
②テイカー(Taker)は「自分の利益を優先する人」
③マッチャー(Matcher)は「損得のバランスを取る人」
仕事の成果を調べると、最高の成績は「ギバー」になるといいます。「情けは人のためならず」で、相手のためにしたことがやがて自分に戻ってくるのです。しかし一方で、最低の成績も「ギバー」だったのです。なぜそうなるのか。ビバーで成績が芳しくない人は、何もかも請け負い自分を見失いがちだったのです。対して、ギバーで成績が良かった人は周囲と協力しあっていたといいます。「人のために尽くす」のは人間の尊い美徳ですが、その行動が実を結ぶには、周りと協力し、団結して行うことが必要になります。弊社ではチームで設計業務を行うことが多いです。その時の基本的な考え方がギバーであり、周りのメンバーと団結して協力し合う行動が大切になります。目的は、お客様に最善のご提案と、確かな図面のアウトプットをしていくことですね。繁忙が続きますが宜しくお願い致します。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA