「マスク着用の議論」(1118号)・・「技術屋の相談役」のAZA

健康テーマの火曜日です。まもなくGW。外出の機会も増えてきます。最近暑い日や人気の少ないところでマスクを外している人を多く見かけるようになりました。新型コロナウイルスの感染拡大から2年が経過し、比較的重症化しにくい変異株「オミクロン株」が流行する中、マスクをいつ外せるかに関心が集まりつつあります。ライオンの調査では、コロナ終息後も日常的に着用したいと回答したのは4割弱と少数派で、マスク着用にうんざりしている人が多いことがうかがわれます。調査は昨年11月にインターネットで、18~69歳の男女60人を対象に実施。マスク着用について、回答者の64%が「終息するまで継続したい」と答えたが、「終息後も日常的に行いたい」としたのは38%にとどまりました。他の感染対策では、手指の消毒剤を終息後も使用する人は36%にとどまる一方、小まめな手洗いは終息前、終息後ともに6割強が実施したいと回答しています。コロナ前からの習慣については、抵抗が少ないとみられます。防衛医科大学校の藤倉准教授は、マスクには熱中症など健康上のデメリットもあると指摘。ウイルスが再び強毒化するなどの変化がなければ、「換気が不十分で密な環境では着けた方がいいが、それ以外では外していい」との考えをのべています。現在は体育の授業でもマスクを着けている学校が多く、暑い季節が近づく中、不安に思う人も少なくありません。マスクを取りにくい空気はまん延していますが、藤倉氏は「マスクを外すタイミングをそろそろ本格的に議論ずべきだ」と呼び掛けています。感染対策をしっかり行い、楽しいGWをお過ごしくださいね。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA