「製造業における新たな”収入源”の創造」(1087号)・・技術屋の相談役のAZA

今月研修を受けた「製造業における新たな”収入源”の創造」について少しお話をさせてください。「製造業における新たな”収入源”の創造」について3つのこと1つの事例会社を学びました。1つ目は、「製造業のサービス化の現状と種別及びモデルについて」現在私達の外部環境はIOT、ビックデーター、AI導入などで大きく変化して来ています。それにもまして新型コロナウイルス感染症は、消費動向を変えています。経営環境が急変している中小製造業。その中で状況を変える有効な手段として製造業の「サービス化」が挙げられます。それには「顧客の課題・問題」を発見することが必要です。またサービス化には4つの類型があります。

①「パッケージサービス」
「パッケージサービス」型の最大の利点は、低価格化による顧客基盤の拡大と、これまでリーチできていなかった顧客へ浸透にあります。例えば本体を安く売り、その後のサービス提供で利益を得る手法になります。サブスクリプションなどが1つの例です
②「顧客業務代行型Ⅰ」
・顧客業務代行によるサービス化はバリューチェーンの前後のプロセスを内製化していくビジネスモデルです。航空機産業やエネルギー産業におけるO&M(オペレーション&メンテナンス)事業への進出が代表的な事例です。
③「顧客業務代行型Ⅱ」
・B2BからB2Cの完成品メーカーとなること。製造者として負うべき責任も大きくなるリスクもあります。サービス・メンテナンスや製造受託などの顧客業務領域に踏み出すことが必要となる。
④「データービジネス型」
売ったものからデーターを取る「データビジネス」型は製造業にとっては最も新しい形のサービスモデルです。「新規」製品を「新規」顧客に提供する場合に生きるサービスビ
ジネスモデルとなります。

今後の私達の業務においては付加価値やサービス化を進めて客単価を上げていく取組が必須になってきます。グループディスカッションの時間を1回頂き詳しく説明させていただきます。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA