「1時間に1度は席を立つ」(1055号)・・ワーク・ライフバランスのAZA

今日から節分の2月3日までが一年で一番寒い「大寒」です。実際にはその次の二十四節気「立春」2月18日頃までだと言われています。ご自愛ください。さて今日は書籍「おもしろいほどやる気になる本」から仕事の「面倒くさい」がスッキリする心理テクニック「1時間に1度は席を立つ」をご紹介します。ずっとデスクに座ったまま作業をしていると、身体は疲れてきます。そこで、1時間に一度は、必ずルーティンのように休憩をとりましょう。トイレに行きたくなくとも、トイレに行って手を洗ったり、顔を洗ったりすると、疲れが溜まりません。小学校から高校までは、だいたい45分から50分に一度、5分から10分間の休憩がありました。これは、とても素晴らしいスケジュールです。だいたい、私たちは同じことを50分もやっていると、身体に乳酸が溜まってきます。乳酸とは、身体に疲れを感じさせる物質です。ですから、それくらいのタイミングで休憩をとるのは、とても理にかなったことなのです。「1時間くらいでは、まだそんなに疲れていない」という人がいるかもしれません。しかし、疲れを感じてから休むのでは、回復も遅れてしまいます。まだそんなに疲れていないときに休むからこそ、疲労は蓄積しないのです。しかし、休憩時間は、せいぜい5分くらいで何十分も休む必要はありません。手を洗いに行くとか、タバコを1本だけ吸ってくる、というレベルの休憩にしましょう。ブラジルのラミレス・ティバナ大学は、ペンチプレスの運動をたっぷりやらせてから、90秒のインターバルか、3分間のインターバルを置いて、もう一度ペンチプレスをやらせてみました。すると、90秒の休憩の後では、くり返すことができた回数が35.9回で、持ち上げた重さの合計は1346.1キロとなりました。ところが3分間の休憩をすると、くり返すことができた回数が46.4回、持ち上げた重さの合計は1744.1キロと、ずいぶん回復することがわかったのです。休憩は1時間に1度はとりましよう。こまめに休憩をとったほうが能率もアップします。弊社はベテラン技術者の集まりですので、それぞれ自身のスタイルを持っていると思いますが是非試してください。効率UPすると思います。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA