「今年一年の『道』」(1046号)・・半導体製造装置設計のAZA

パナソニックの創業者、故松下幸之助氏が1968年に刊行した著書「道をひらく」の累計発行部数が500万部を超え、戦後第3位のベストセラーとなっています。時代を超えて今もなお売れ続けている名著です。現在活躍中の事業家、成功者の愛読書にもなっています。(私の愛読書の1つです)年頭にあたり「道をひらく」の第一章「運命をきりひらくために」から有名な随想をご紹介致します。この一年私達はどのような「道」を進むのでしょうか。私はこの一年も自分の決めた使命の道を、全力で全うしていきたいと決意しております。自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけ、かきわけ汗する時もある。この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。』

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA