「パワハラ防止措置の義務化」(991号)・・社員第一主義のAZA

パワハラ防止法は2020年6月1日に施行され、同日より大企業では職場のパワーハラスメント防止対策を講じることが義務化されました。また、私達中小企業は明年4月1日から義務化が適用されます。パワハラ防止法とは、「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」(略称:労働施策総合推進法)を改正してできた、改正労働施策総合推進法のことです。パワハラ防止法は、メディアなどがつけた通称ですが、現在では端的に同法の内容を表現する名称として定着しています。厚生労働省が告示した「職場におけるハラスメント関係指針」によると、職場におけるパワハラとは以下の3つの要素をすべて満たすものです。

<職場におけるパワハラの3要素>

(1)優越的な関係を背景とした言動であって

(2)業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより

(3)労働者の就業環境が害されるもの

と定義されています。また中小企業がパワハラ防止対策に取り組むメリットは

①「事前に対策をすることでパワハラ発生のリスクを回避し企業の評判を守る」②「人材流出を防ぎ、人材確保がしやすくなる」ことが考えられます。私達の若い頃・・つい最近まで上司から、お客様から怒られながら、仕事をしていましたが、世の中少しずつ働きやすい環境になってきているのでしょうか??弊社では、来週から週一回の「グループディスカッション」で「パワーハラスメント」について学び、防止策の活発な意見交換を行うことで「パワハラ防止」の啓蒙推進につなげていきます。個人で学ぶことよりも多数のメンバーで確認し合ったほうがより効果的だと思います。

エンジニアリング・最近の実績☆☆AtoZtoA