「中国半導体工場・投資が凄い」(982号)・・半導体製造装置設計のAZA

週末恒例の景気のいい話で今週も締めたいと思います。電子デバイス産業新聞の記事からご紹介します。中国ではメモリーの国産化のため量産体制の拡張に積極的なYMTC(長江存儲科技有限公司)やCXMT(長シン存儲科技)、米国制裁の影響で200mm投資を強化するSMIC(中芯国際集成電路制造)、毎年300mm工場1棟の着工を計画している華虹集団など半導体工場の設備投資が活況です。2021年は300mmウエハー全体で月産60万枚弱の生産能力が追加される見通しになっています。22年はまだその反動による投資減速は起きず、21年と同水準の設備投資が計画されています。21年の中国の半導体工場の設備投資は、月産能力ベースで300mmロジックが約41万枚、200mmロジックは約18万枚の過去最高を記録しました。新型コロナ前の2019年の設備投資と比較すると、300mmは約2.5倍、200mmは約4倍への急拡大です。中国が日本などから半導体製造装置を爆買していることもわかっています。

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