「経済は一歩先に回復傾向」(975号)・・社員第一主義のAZA

少し遅い夏休みを頂いていました。個人的な用事で超多忙な休日を送っていましたが、今日より元気一杯に業務を再開して参ります。さて内閣府が今月発表した2021年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除く実質で前期比0.3%増、このペースが1年間続くと仮定した年換算は1.3%増でした。プラス成長は昨年10~12月期以来2四半期ぶりです。海外経済を拡大を背景に輸出が好調でしたが、新型コロナウイルス禍に伴う外出自粛などの影響で個人消費は伸び悩みました。景気実感に近いとされる名目GDPは前期比0.1%増、年率換算では0.2%増でした。実質GDPを項目別に見ると、個人消費は前期比0.8%増と2四半期ぶりに増えました。「巣ごもり需要」で家庭用ゲームソフトが売れたほか、スマートフォンの買い替え需要も貢献しています。また企業の設備投資は1.7%増でした。輸出は米国や中国などの景気回復を受けて2.9%増加したほか、輸入もワクチン購入が押し上げた形で5.1%増えました。個人消費や設備投資などの国内需要が実質GDP金体の前期比の成長率0.3%に、どのくらい貢献したかを示す寄与度はプラス0.6ポイント。輸出から輸入を差し引いた外需の寄与度はマイナス0.3ポイントでした。コロナ変異株が猛威をふるっていますが、経済は一歩先に回復傾向にあるようです。

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