「当たり前を、当たり前と思わない心」(929号)・・装置設計・製作のAZA

読売新聞の“家庭とくらし欄”で長く連載されている「こどもの詩」。大人に比べて手持ちの言葉はずっと少ないのに、事物を素手でつかむようにして、ほらと示してくれる詩の数々。豊かな想像力や、無機物を命あるもののように見る暖かさ、そして素直なゆえに時にはこの世を映す鏡にもなる鋭さ。かわいいだけではすまされない、生命力溢れるこどもたちの世界です。 先日千葉の女子中学生が「私の一番の幸せ」と題する詩を詠みました。読売新聞朝刊5月13日付に掲載されています。『毎日笑える事 楽しくすごせる事 あたり前に思えるけど幸せな事文字の読み書きが出来 きれいな水が飲める生活 それらはすべて恵まれている事 普通の生活が出来ている事が私にとって一番の幸せ』と彼女はうたいます。この詩を目にした新潟の婦人が地元紙に感想を寄せました。「『普通の生活』という ことばの ありがたみを 毎日感じて感謝しています」「あたりまえのことを書いてくれて 気づかせてくれて ありがとう」。当たり前のことに感謝できる。それは「当たり前を当たり前と思わない心」ともいえます。世界に目を転じれば、読み書きができない15歳以上の人々は約8億人もいます。安全に管理された飲み水を使用できない人は22億人に上るといいます。文字を使いこなせるようになるまでに、どれだけ多くの人の関わりがあったか・・。安心して水が飲める社会を支えるために、どれほどの人が汗しているか・・。思いをはせる想像力を失いたくないですね。“心の器”が大きいほど、人の気持ちを受け取れる。大きい分だけ、喜びも感動もその器の中にたくさん入る。感謝で心を満たせる人は幸せな人ですね。私達の仕事の取組に対するクレドに・・「仕事が出来ることに感謝しワクワクの心を忘れません。」とあります。仕事を頂くお客様に、私達の依頼に応えていただける取引先の皆様に・・私達を支えてくれる仲間、家族に・・。私達を取り囲む全ての人、物、事に感謝しながら毎日の業務に取り組むことで仕事の成果、中身が変わってくるのではないでしょうか。「当たり前を、当たり前と思わない心」大切にしたいです。

☆アザエンジニアリング・最近の実績☆☆AtoZtoA