「発想を“WhyからHowに変えよう”」(900号)・・機械設計のAZA

記念すべき“900号”で~すっ!㊗ いつも読んで頂き本当に有難う御座います!感謝・感謝・感謝です。m(_ _)m 大谷由里子プロディーサーは京都ノートルダム女子大学卒業後、吉本興業へ入社。やすし・きよしのマネージャーとなる。マネージャー時代、番組に泥酔して出演した横山やすしに激怒し、セット裏でビンタを食らわす逸話で著名となり、現在でも語り草となっている。現在は人材活性プロデューサーとして活躍中。その彼女が運営する「大谷由里子のリーダーズカレッジ」では、東京校と大阪校を含め各地で運営してきました。自分のアイデアを形にできる人材を育てたいと思い始めたスクールです。企業でいうなら、自分の企画を社長に提案して実現するまでの企画力、交渉力、プレゼンテーション、根回し等々を学んでいきます。野球でいえば、「バットをこう振りなさい、ああ振りなさい」というのは「Teach(教える)」で、コーチングは「君はどう打ちたいの? ならバットはどう振ってみる?」と質問のやり取りから相手の中にある答えを引き出していきます。以前、吉本興業でマネージャーの仕事をしていましたが、コーチングとマネージャー業はとても似ている。マネージャーは芸人に「芸風をこうしい、ああしい」と指導はしない。ただひたすら「どう売れたいか、それならどういうネタがいいんだろうか」と話し合い、聞き役に徹して、能力を引き出そうとしていました。コーチングの理論と自分のやってきた仕事が一致するので興味をもって勉強したんです。吉本興業では「やすし・きよし」の横山やすしさんや、当時売り出し中の「宮川大助・花子」などを担当しました。横山さんにはわがままなイメージがあるようで、人には「大変だったでしょう」と言われます。確かに、大阪で生放送に出演するはずなのにまだ地方の競艇場にいたり、「浮気がばれた。嫁が怒っているから姿を消す。オレに仕事をしてほしかったら、おまえが嫁の機嫌をとってこい」って電話がかかってきたり、むちゃくちゃでしたよ。でも、どんな仕事でも取引先や上司から無理難題を言われるでしょう。それを無理難題と思うか、「試されごと」と思うかどうかの違いです。コーチングの基本に、“発想を「Why(なぜ)」から「How(どうやって)」に変えよう”という理論があるんですよ。無理難題を言われて、「なんでそんなこと言われなあかんねん」と思ったら、もうそこで終わり。あの頃、横山さんに何を言われても「どうする?」「どうやって解決する?」といつも考えていました。それが今とても役立っています――。皆さんも業務上で、「お客様」から、「上司」から・・このような経験沢山あると思います。また私達の設計業務も出来ない理由を並べればきりが有りません。しかしお客様の要望や無理な仕様に合わせてHow(どうやって)を突き詰めて問題を1つずつクリアーしていくことで、満足したものが完成します。途中で逃げたり、投げ出すこと無く「Why(なぜ)」から「How(どうやって)」を突き詰めていきましょう。

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