「時代の変化に対応するリーダーⅡ・・」(846号)

新聞記事から連載の「Vision~リーダーの視点~」を紹介いたします。

昨年くれに政府が、2050年の脱炭素社会の実現にむけた実行計画をとりまとめま

した。自動車の分野では、遅くとも2030年代半ばまでに乗用車の新車販売をすべ

て電気自動車やハイブリッド車、それに燃料電池車などといったいわゆる電動車に

できるよう包括的な措置をこうじ、その達成のために車にとうさいする蓄電池の

性能を向上させるなどとしています。今日は電動化に取組自動車メーカーと、

コロナ禍で生活様式にさまざまな変化をたらした事でいい影響を受けている企業の

TOPのお話をご紹介します。

アウディ日本法人:フィリップ・ノアック社長

【EVは充電設備がカギ】

日本の電気自動車(EV)の普及は「充電設備の整備がカギ」と強調するのは、

独高級車アウディ日本法人のフィリップーノアック社長。欧州とくらべEVがしん

とうしないのは「マンションに住む人が多く、充電が難しいから」と問題点を指摘

しています。手軽に充電できるよう設備を十分に整備すれば、「普及のトレントの

後押しになる」と語っています。加えて、国による購入補助金の拡充や「外出先の

駐車場利用料を補助したり、バスレーンを走行可能にしたりするなどインセンティブ

を考える必要があります」と政策対応の必要性を訴えています。

アサヒ飲料:米女 太一社長

【炭酸は心の健康応援】

「炭酸飲料は心の健康に働き掛ける」と語るのは、アサヒ飲料の米女太一社長。同社

販売の炭酸飲料「ウィルキンソン」ブランドは昨年、販売量が13年連続の過去最高

更新となりました。新型コロナウイルスの影響で、大企業を中心に在宅勤務が浸透し

たことを背景に「リフレッシュ目的で飲む需要が広がりました」と分析しています。

コロナ禍は従来の生活様式にさまざまな変化をもたらしています。消費者の好みも例外

ではなく、「完全には元に戻らない」と指摘されています。看板商品の「三ツ矢サイダー」

などとともに、ブランドのさらなる成長を目指しています。

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