「技術を身に付けるには・素直さが欠かせない・・」(831号)

年頭にあたり仕事やプライベートにおいてスキルアップを目標にしている方が多い

のでは無いでしょうか?今日はそんな方に「技術を身につけるには素直さが欠かせ

ない」という小学生図書から寓話を紹介致します。

――ある高僧が、弟子の一人を自宅に招きました。

「教えを得るにはどうすればいいでしょう」と弟子は高僧にたずねました。高僧は

これに答えず、お茶を用意しました。そして、おもむろに弟子の茶わんにお茶を

注ぎ始めます。茶わんがお茶でいっぱいになっても、まだまだ注ぎ続けます。お茶

は茶わんからあふれ、食卓から床へとこぼれ落ちました。弟子はとまどいながら言

いました。「もうおやめください。お茶はあふれております。もうこれ以上、茶わん

には入りません」これを聞いた高僧は言いました。「その通りだ。お前についても

同じことが言えるぞ。私の教えを得ようと思うならば、まず頭の中の茶わんを空に

しなさい――」

「空の茶わん」が教えくれることは「知識や技術を身につけるには、素直さが欠か

せない。」とういことです。茶わんは「弟子の心」お茶は高僧が弟子に授けよう

としている「知識や技術」を意味しています。空の茶わんは「素直な心」のたとえ、

お茶でいっぱいになった茶わんは「素直でない心」の例えです。生まれつきの才能が

同じぐらいの小学生が二人いるとします。一人は素直な子、もう一人は頑固で一人

よがりな子です。素直な子は学校の先生やクラブのコーチから何かを教えてもらっ

たら、とりあえず教えられた通りにやってみようとします。最初からうまくはいきま

せん。ですが少しずつ、確実に基礎が身について上達します。一方、頑固で一人よがり

な子は、先生やコーチに助言されても聞いたふりをするだけ。自分勝手なやり方を続け

て、それが間違っていても気づいて直すことができません。時間がたつと、二人の実力

差はどんどん開いていきます。知識や技術を吸収するには、一生懸命努力を続けるだけ

でなく、素直さが欠かせないのです。

仕事においても全く同じですね。私達は技術職なので、経験値で時々素直な心を無くす

ことがあります。素直な心で沢山のことを吸収し、大きく成長する一年にしていきましょう。

———————————————————————AtoZtoA——

 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA