「企業のハートを確認しましょう・・」(814号)

弊社のお客様に年末のご挨拶と営業を兼ねてお伺いしています。

以前訪問した際に、その会社の調達部門の壁に貼っていたスローガン『何が何でも

まず受注!生き残るのは○○○(会社名)』この会社が一時経営危機に至った際に

掲げたスローガンですので、危機を脱した今でも、当時の必死な思いがリアルに

伝わってきます。上場企業ではあるものの、反骨精神のある企業だと思います。

会社を訪問時に経営者のさがでしょうか、スローガンや経営指針などその会社の

あまり表に見えないハートの部分ともいうべき、理念・使命・目標価値観などが気に

なります。先日お伺いした際に通された会議室に掲げられた「行動指針」を見て大切

なことだと感じましたのでご紹介したいと思います。

「行動指針」

・私達は全てのしくみ、手順を厳守します。

・私達は次工程に対し不良品を出しません。

・私達は次工程に対し納期を守ります。

・私達は製造予算を守ります。

私なりに勝手に解釈してみました。会社の全てのルールや仕組み、手順を厳守する

こによりトラブルや不良を出さないこと。

私達の不備により後工程のメンバーに迷惑を掛けない。

私達の納期遅れによって次工程のメンバーの時間を潰さない。

決められた予算(工数)を守り利益を確保する。

例えば私達の設計に不備があると、加工が途中で止まったり、部品が取り付かなか

ったり・・。設計納期が遅れたことで、加工や組立のメンバーの時間がその分短く

なり無理が重なり事故が起きたり・・。設計工数が見積をオーバーして会社の利益

を損ねたリ・・。大きな会社でも基本を忠実に、いつも確認するという「行動指針」

大切です。

私達も毎日唱和している「AZAクレド」「お客様対応」「チームワーク」「人材育成」

「仕事に対する誇り」「仕事に対する取組む姿勢」を具体的な指針としています。

ただ口で唱えるだけでなく、行動を起こしていくことが重要です。クレド再確認して

行動を変えていきましょう。クレドは私達のハートです。

———————————————————————AtoZtoA——

 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA