「タイムマネージメントが仕事の質を変える・・」(810号)

早いもので明日から師走になります。先週、来年の10min(テンミニッツ)手帳を

お配りました。希望の有った方には「7つの習慣」でお馴染みのフランクリン・ゴヴィー

ジャパンで販売している「フランクリン・プランナー」をお渡ししています。私はこの

「フランクリン・プランナー」愛用しています。というよりこれ無しで仕事が出来ない

ほどの「道具」としています。皆さんの使っているCADと同じ存在でしょうか?

これを使用するようになって3冊目になります。以前にもお話をしていますが、

使うきっかけになったのが、皆さんものスマホにも必ずと言っていいほど入っている

と思われる「LINE」。その創設者の森川さんのセミナーがきっかけでした。

森川さんの仕事・生き方の「質」を大きく変えることで、あの「LINE」を誕生さることになった

のもこの「フランクリン・プランナー」の活用だったそうです。私はその話を聞き素直に

使い始めました。同時にこのフランクリン・プランナーを活用するにあたりタイム・マネー

ジメントの重要性を説いた「第4世代時間管理術」についての書籍「人生は手帳で変わる」

を参照して活用を始めました。

この書籍にこんなことが書いています。『あなたの才能は活かされているか?』

「――あなたはせっかく優れた才能、能力を持っているのに活かしきれていないと感じて

いるだろうか。本来の力を発揮すれば問題なく成果を出すことができるにもかかわらず、

些細なことや大して重要ではないことを行うために力を奪われ、本来の半分しか重要な

仕事に対して力を発揮できないとしたら、いくら働いても達成感を感じたり、仕事への

モチベーションが上がったりすることはないだろう。本来の力を最大限に発揮するためには、

あなたにとって本当に重要な仕事やプライベートの活動に、100%以上の力を注ぐことが

できるように、自分自身をマネジメントしなければならない――。

その道具としてフランクリン‘プランナーが考案されました。具体的には、週末に1週間の

タスクの振り返りを行い次週のタスクを書き出す。それとともに「刃を研ぐ目標」「役割

ごとの目標」を記載します。そして毎日夕方の10分で週間タスクから明日やることを決定

して翌日の段取りを行います。10minノートと同じ毎日10分程度のスケジューリングです。

但し週末の振り返りと来週のタスク管理には3時間から課題が多いときには半日程度掛かる

ときもあります。使っている実感として、自身のスキルやパフォーマンスは確実に上がって

いますし、使いながら自然とPDCAを回すことが出来ますので、充実感、達成感、を感じ

ながら成果も上げることが出来ます。

現在行っているグループディスカッションのテーマ「コスト意識改革について」を幾つもの

分類に分けてディスカッションを行っています。少し前に「仕事の段取り」についての

テーマが有りました。その際に10minノートの活用も取り上げられたと思います。

「10minノートは生産性を向上させる」と言われます。

活用方法は色々ありますが、基本的な使い方は、朝の10分でタスク管理を行い仕事の段取り

をつけることです。やらなくてはいけないことを付箋に書き出しそれを貼り付けてスケジュー

リングするだけです。「設計の業務」には適していないと言われる方がいますが、今日1日

の仕事の細分化と時間の見積もりは絶対に必要です。「時間を決めて目標として取組む」時間

を決めて取り組むことで、緊張感と出来たときの達成感が仕事の質を高めます。

是非、皆で仕事の質を上げる取組に挑戦して行きましょう。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA