「目標を持つから成功できる・・」(807号)

先週火曜日、数十年ぶりに現地工事現に行ってきました以前も紹介しましたがお客様

の大きなプロジェクトととして重要なプロセスの評価を行っている装置です。

工事に関する全行程を、社長や取締役の方々も注目しており、調達から何度も日程の

進捗についての確認も頂いていました。評価の為に稼働している装置を止めて「この

日だけ」の一発勝負で望みました。私は、装置配管の少しの経験を生かしてカソード

の用力(冷却水)を担当しました。配管はある程度組立を行い持ち込みましたが、

装置側のフレームなどと配管の引き回しが干渉してしまうので、想定して用意していた

継ぎ手に交換して事なきを得ました。6連のマニーホルドに付いていたフローセンサー

を組替える必要があり取り外しを試みますが、隣のフローセンサーのヘッドが大きくて

干渉して回すことが出来ずに、フローセンサーを基盤までバラバラに分解して、取り外

しました。装置は水配管と、GAS配管、エアー配管とボリュームも無く比較的単純な系統

でしたが、全部を集中させているためにメンテナンスのスペースを確保されていないので、

一旦周辺のユニットを全部取外してから作業を行う必要が有りました。その他のスペース

は大きく空いているのに・・。作業性が悪いのです。設計の経験者から見ると、組立てる

作業性をあまり考えていない設計思想が伝わってきます。私達が見落としがちな、加工

組立のしやすさ、メンテナンス性など現地で苦労すると声を上げたくなります。皆さん

も自分たちが加工する、組立てる、メンテナンスすることを前提に設計を行うことで大分

改善されると思います。話は変わりますが、現在AZAの中期計画を作成しております。

5年前に経営塾で1年掛けて作成したものを基本にしながら計画中です。コロナ禍では

有りますが、世界の半導体市場が未曽有の成長期を迎えようとしています。半導体市場

はこれまで50年以上をかけて世界市場規模が約50兆円まで成長を遂げました。そして

今後10年の間に、爆発的な成長を遂げ、2030年には約100兆円に達する方向性が見え

てきたのです。

2020年はその市場急拡大の元年となります。これまでの半導体市場は、パソコンのOS

やスマートフォンの新製品など、その時々のテクノロジー・ドライバーとなる製品の

刷新に伴い市場が拡大する一方で、製品が古くなると縮小するといった形で、いわゆる

シリコンサイクルを繰り返してきました。今後は、あらゆるものがデータをやり取り

する時代を迎え、そのデータ量が爆発的に増えていきます。5Gはその先兵にすぎません。

これに伴い、データを処理するSoC(system on a chip)やデータを格納するメモリー

など、あらゆる領域で先端半導体などの需要が急増することで市場が急拡大していき

ます。私達のお客様もこの変化に対応する経営計画を作成しています。この好機の

10年間で企業規模を、数倍にする計画を立てているお客様もおります。当然お客様の

仕事が増える中で、私達自身もそれに備え、好機にしていく計画が必要になるわけです。

作成次第、皆さんに公表してまいります。

時折ご紹介している書籍「仕事の哲学」から「目標を持つから成功できる」ことに

ついてご紹介致します。――入社に際して、その会社の中でやりたいことがあるか

ないか、それだけでも会社に入ってからの人生は大きく変わります。アメリカの

ビジネスコンサルタント、ブライアンートレーシーの『ゴール・最速で成果が上がる

21ステップ』には、ハーバード大学のMBA(経営学修士)の卒業生を対象にした

調査結果が記されています。卒業生に将来について尋ねたところ、「目標を紙に書

いた人」は全体の3パーセント、「目標はあるが、紙に書かなかった人」は13

パーセント、「目標を持っていない人」は84パーセントでした。10年後に追跡

調査すると、「目標はあるが、紙に書かなかった人」の平均収入は「目標を持って

いなかった人」の約二倍でした。そして「目標を紙に書いた人」の平均収入は

「目標を持っていなかった人」の約10倍にも達したのです。多くの優秀な学生は、

「目標は就職してから考えればいい」と考えます。しかし実際は、卒業するときに

目標を持たない人は、就職しても上司や会社の言いなりで、自分の目標をまず持て

ません。主体性のないまま言われた仕事をこなすだけなので、たいした成果も上げ

られない。これでは会社に貢献する人間にはなれません。逆に目標を持っていれば、

目標達成に向けて励みます。結果として10年後の収入の大差にもつながっていく

のです――。個人であれ企業であれ目標とそれに基づいた計画が将来の結果を大き

く左右しますので、激変していく外部環境を想定して事業計画を作成していきます。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA