「10年先を見据えた取組み・・」(698号)

昨日、1つ年を重ねて54歳になりました。年は取りたくないものですが、この一年

が自分史に輝き残る素晴らしい年にしたいと希望に燃えています。(^o^)頑張ります・・。

さて弊社の10年先を見据えた取組で課題になることが大きく3つ有ります。今後具体

的なテーマとして取り組まなくてはならないことです。

①労働人口の減少による生産力衰退、求人難による労働力の減少

②高齢化に伴う健康な身体の維持と、健康問題による業務能率の低下

③災害時における事業継続計画の策定

この3つは既に始まっているものもありますが、この10年で確実に現実となる問題

です。これらの3つの問題を弊社ではどのように対策を立てていくのか?急務になっ

ています。今日は、この3つの問題について今後の対策の大枠をお話します。

①生産力、労働力減少の問題:労働者で1、2を争うほど技術者が不足しています。

働き方改革の推進、高齢化、健康経営の視点からも、残業を減らしていくことは必須

と考えています。仕事を減らさず、売上、利益を確保していくには、図面作成の外注

化が必要です。一部海外企業への図面外注化を行っていますが、これをもっと強力に

推進して行けるよう具体的な対策を進めて参ります。

②健康経営:既に一部で少し進めています。先日のブログにも同じ内容をご紹介して

いますが、健康経営とは・・従業員等の健康管理や健康増進の取り組みを「投資」と

捉え、経営的な視点で考えて、戦略的に実行する新たな経営手法であること。これ

まで、従業員の健康管理は自己責任、あるいは企業にとってコストとして考えられ

てきましたが、今後も続いていく深刻な「人手不足問題」などを背景に、「健康経営」

に注目する経営者が増えています。健康経営優良法人の認定に取組み、自社の採用

定着を向上させるための取組でもあります。弊社では運動施設に通う費用の一部負担、

健康茶の提供、健康セミナーの開催で健康意識の向上、毎年の健康診断の実施(法令

で定められていますが実施していない企業も沢山有ります)弊社の平均年齢はこの

まま行けば10年後には55歳程度、還暦を超える社員も多数出てきます。元気で

楽しく働ける職場づくりも並行して進めていきます。

③事業継続力強化計策の策定とその後⇒BCPの策定:自然災害等による事業活動へ

の影響を軽減することを目指し、事業活動の継続に向けた取組を計画して行きます。

実際に私達を取り巻く環境が大きく変化してきており大地震や台風、自然災害、

感染症などのパンデミックなどの具体的対策が急務になっています。

以上の3項目に対して年内には大筋の具体的な計画、対策を策定して行きます。

それに伴い、SDGsの取組も急務になっています。次回の朝礼ではSDGsについて

お話をさせて下さい。

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