「味噌汁飲んで、健康促進!・・」(691号)

今週は体調を崩してしまい風邪をひきました。様々な予定が入っているので会社も休め

ない。結局自分が辛いだけです。私の場合、持病を持っているので風邪も引きやすく、

治りにくいのでなおさらです。改めて、ビジネスマンとして体調管理の大切さを実感

しています。そんなことで、「社長ブログ」には珍しく食べ物ネタをご紹介します。

昨日は三十日は(晦日)と書いて「みそか」と読むことから、毎月30日は「味噌の日」

だそうです。味噌は大豆と米麹(もしくは麦麹)、食塩をまぜ合わせたものを発酵・

熟成させてできあがります。奈良時代には貴族のみが口にできる高級食材でしたが、

室町時代には各家庭でつくられるようになりました。長い歴史と風土に育まれた

「ご当地味噌」は、全国で千種類以上。日本の食卓を支えつづけている、まさに国民的

調味料です。また2013年にユネスコの無形文化遺産に登録された和食。年々輸出が増え

海外からも注目されています。「味噌は医者いらず」という、江戸時代のことわざが

あります。先人が体験的に味噌と健康効果を結びつけていた証ですが、現代の科学に

よってその実態があきらかにされつつあります。

大豆に含まれるタンパク質は、発酵によってさまざまなアミノ酸へと変化しますが、

そのなかには人間が生きていく上で欠かせない、9種類の必須アミノ酸すべてが含まれて

います。必須アミノ酸が不足すると起こりがちな、髪の毛や肌が老化する、全身の筋肉量

が少なくなる、思考力や集中力が低下する、といったトラブルを防いでくれるわけです。

そのほかにもビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。塩分が高いイメージがありますが、

味噌汁にしてほかの具材といただくことで、たくさんの栄養素を摂取できる理想的な

メニューとなります。―日一杯の味噌汁を飲みつづけた人は、飲まない人よりも胃がんや

乳がんになりにくく、生活習慣病にもかかりにくい、というデータもあります。また血管

年齢にも大きな差が出るそうです。「医者に金を払うよりも、味噌屋に払え。」こちらは

江戸時代のことわざです。味噌は調味料であると同時に、「身近な万能薬」ともいえるで

しょう。味噌の持つ効能も優秀です。

〇コレステロールの抑制:大豆油に含まれる有効成分のリノール酸、大豆レシチンが

 コレステロールを抑制します。

〇がん予防:イソフラボンやトリプシンインヒビターの働きにより、胃がん、肝臓がん、

 乳がんの予防に効果があると言われています。

〇老化防止:抗酸化作用のあるビタミンEやサポニンが細胞を若々しく保ちます。

 その他アミノ酸の作用による消化促進、微生物による整腸作用、リノール酸による

 美肌効果、糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防が期待できます。

忙しいとつい食生活が乱れがちですが、古くから受け継がれてきたものにはやはりそれ

だけの価値があるものなんですね。日本人として生まれたなら食べないと損、それが

味噌なのです。「味噌汁飲んで、健康促進!」いかがでしょうか。

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