「仕事をしながら学び、学びながら仕事をする・・」(689号)

年が明けて、商工会、法人会、金融機関、様々な団体からセミナー開催の案内が沢山

届いています。私は既に10以上のセミナー・講演会に申し込みをしています。

私たちは毎週水曜日を「木こりの日」として自身が課題としているテーマーに基づい

た、Eラーニングによるセミナー受講をしています。

既にこの取組が3年目に入りました。今日は確認の為にこの取組を含む「仕事をしな

がら学び、学びながら仕事をする」というお話を致します。以前にも紹介した寓話

「頑張る木こり」は材木屋に仕事をもらい初日に18本の木を切り倒した。親方に

褒められ励まされて、翌日も頑張る。次の日は誰よりも早く起きて作業した努力も

虚しく15本しか倒せなかった。翌日は夜明けとともに森に向かい「今日は18本

の記録を超える」と決意したが、半分の9本、翌日は7本、その翌日は5本、最終日

は夕方になっても2本目の木と格闘中。親方に報告に行くと、最後に斧を研いだ日を

聞かれる。木こりは「研いでいる時間は有りませんでした。木を切ることで精一杯

でした・・・。」と物語は終わります。いくら頑丈で鋭い斧であっても、刃先は少し

ずつ劣化⇒刃が劣化すると作業効率は低下します。木こりは当然、そんなことは

知っていたはずなのに、忙しさにかまけて「斧を研ぐ」という大事な仕事をおざなり

にした。そういう話です。

普通に仕事をしている人にとって「斧を研ぐ」とは何を意味するのか?一つは、

「身体の調子を整えること」です。調子が悪ければ仕事に集中することができません。

しかし身体のあらゆる機能は20代をピークに衰えはじめます。筋力や瞬発力、持久力

などの行動体力、体温調節力や免疫力、ストレスに対する抵抗力などいずれも衰えて

いきます。こういう衰えは自然の摂理なので仕方がないことです。しかし運動を習慣

にすることによって、衰えていく速度を緩めることは出来ます。また「頭脳を鍛える

こと」も同じです。頭脳は銀食器と同じで、磨くことを怠ると、薄ぼんやりと雲って

いく。体力と同じように知力を高い水準に保つためには学び続けることが大事になり

ます。目先の仕事をこなすだけで精一杯になっていませんか?どんなに仕事が忙しく

ても、7つの習慣セミナーでも学んだ「刃を研ぐ」習慣を持っていないと、そのうち

に頭脳もくたびれてしまいます。また企業として、これからの厳しい時代を生き残っ

ていく条件の筆頭に上げられる取組が「イノベーション」です。新しいことを生み

出すのは既存の技術と、別の既存の技術を新たに組み合わせることによって、新規

事業を開拓していくことです。そのためにも学ぶことの大切さが鍵となります。

私たちは引き続き、「仕事をしながら学び、学びながら仕事をする」ということを

大切にしていきましょう。

取引のある金融機関から、沢山のセミナーのお知らせが来ています。

・気づく!身につく!出来る!「ビジネスマナーセミナー」:若手社員対象

・CS(顧客満足)を活性化する「CSクレーム応対研修」:管理職・中堅・若手対象

・お客様には何が「刺さる」のかまず顧客理解から始めよう~「マーケティング研修」

:全社員対象

・コンプライアンスの基本となる「風通しの良い職場作り・社内コミュニケーション

向上セミナー」:管理職・中堅・若手対象

・問題を解決するからリーダーである!「リーダーは問題解決プロフェッショナルを

目指せ」:問題解決能力を向上させたい人

合計5つのセミナーになります。全員で希望するセミナーを受講していきますので

後ほど管理部よりご案内させて頂きます。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA