ブログ更新が途絶えてしまい申し訳御座いませんでした。大変恐縮ですが私事の記事
を書かせていただきます。１１月２２日（金）「いい夫婦の日」に母が永眠しました。
享年８０歳で尊き使命をまっとうした母は、昭和１４年５月２４日 滋賀県草津で
生まれ、４人兄妹の長女として育ちました。縁があり父と結婚しましたが。父が病弱
だったために入退院を繰り返し、生活が困窮する中、昭和４１年２月に私達を生んで
くれました。その後も苦労の連続で、宿業との戦いでありました。
昭和５７年には父と別居生活を送るものの、翌年には父が他界。
本人は勝ち気で、有りながらも普段はおとなしく、負の落ちないことに関しては、
怒りをあらわにする性格でも有りました。働くことが大好きで、真面目で遊んだり、
趣味をもったりすることもせずに本当に良く働きました。子供が大好きで、孫４人の
面倒もよく見てくれました。映画、ゲームセンター、流しそうめん、温泉プールなど
孫たちに沢山の良い思い出を残してくれました。
膝を悪くしていた３年前の６月に介護担当者の方から、認知症の診断を促されて、
数件の病院を訪問し、認定を頂きました。その後はデイサービスに通いながら、自宅で
介護を行いましたが、症状が悪化し２年前の６月に私の自宅に一番近い介護施設に入居、
２年５ヶ月間にわたり楽しく、穏やかな施設生活を送り、さる１１月２２日午前９時１０分
に孫に看取られ霊山に旅立ちました。全く苦しむこと無く、誰に迷惑もかけること無く、
本人が祈ってきたことの１つでもある、穏やかな死に方でした。本人が望んでいた最高の
旅立ちであったと確信しています。私はよく母親に似ていると言われます。私達家族が母に
教えてもらったことをしっかりと継承し、社会でその実証を示すこと、幸せに楽しく生きる
ことが、母への最高の供養になると思います。「お母さん、私達を生んでくれて有難う。
立派に育ててくれて有難う。お疲れ様でした。ゆっくりと休んでください。」
尚、葬儀に関しましては昨日１１月２６日に執り行いました。本人の予てからの意向で、
お香典、お花、参列をご辞退し、家族だけで見送りをさせて頂きましたことに、ご理解
賜りますようお願い申し上げます。
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