「優秀な会社から学ぶ、伸びる組織とは・・」(642号)

温暖化の影響で、春と秋が短くなっていると言われています。4月の夏日が増えたり

今年はもう10月になりますが、まだ暑い日が続くようです。但し、朝晩はすっかり

過ごしやすくなりました。1日の気温差が激しくなると、風邪をひきやすくなると

言われます。ご注意ください。さて明日から10月、衣替えの季節でもあります。

私も昨日、タンスの整理と共に衣替えを行いました。「衣替え」はマンネリ化している

気分をリフレッシュするいい機会だそうです。お洒落の秋をこんなことでも楽しみた

いですね。

さて先週の木曜日に「経営基礎講座 第2講」「日本でいちばん大切にした

い会社から学ぶ、伸びる組織とは」を学んできました。講師は、「日本でいちばん大切

にしたい会社」大賞の「厚生労働大臣賞」を受賞した、福祉のサポートを行っている

会社、株式会社エイチ・エス・エー 代表取締役 田中勤氏。実はこの方、この講座を

主催している「神奈川県企業家同友会」の代表理事も兼務しているのです。

「日本でいちばん大切にしたい会社」を受賞した理由は、介護・障害者就労支援・福

祉タクシー等の福祉のトータルサポートを行う企業であり、「同社で働きたい人であ

れば誰でも採用する」という採用方針の下、5年連続で従業員が増加している中、高

い定着率を実現している(離職率0.4%)。 また、残業ゼロを目指す活動に取り組ん

でいる(現在:社員一人あたりの所定外労働時間1時間以下)ほか、社員一人ひとり

が働き方・学び方を選択できる仕組みを整備している点など、人を大切にする経営を

実践していることが高く評価されました。講義では、「組織とは・・」「自社の目的

とは・・」「仕事とは・・」「仕事の誇り・・」「事業目的・・」などを発表し合うことか

ら始まりました。組織の基礎を学びました。勉強でもスポーツでも強いところは、しっかり

とした基盤、基本が浸透しているのです。弊社で言うと、経営理念に基づいて作成したクレド

各自が実践していくことが、基本となります。その基本をしっかり意識して、

規則⇒制度⇒仕組みに落とし込んでいくことが重要になるのです。またこの会社の制度が

わかりやすいのでご紹介致します。社員のエントリーが毎年6月に受け付けられます。

その際の職種が「パート」「一般職」「専門職」に分けられます。もちろん介護職ですので、

それに応じた資格が必要になります。昇格もエントリー制です。試験と事業計画の提出が

必要になります。その後の昇格も、試験、研修の受講、働き方などでも公平に決められます。

人が人を評価する制度ではないのが特徴です。そして管理職の手当、成功報酬も基準が明確で、

報酬額も全部オープンなのです。このような仕組みも労使で話し合い決めているそうです。

この会社の「管理職・経営職」の民主主義制度にこんなことが書いてありました。

・実力の差は努力の差・実績の差は責任感の差・人格の差は苦労の差・判断力の差は情報の差

・真剣だと知恵がでる・中途半端だと愚痴がでる・いい加減だと言い訳ばかり

・本気でするから大抵のことは出来る・本気でするから何でも面白い・本気でしているから

  誰かが助けてくれる

少し古い、内閣府の「国民生活に関する世論調査」で年齢別「理想の仕事」の調査では、

①収入 ②楽しい(やりがい) ③能力(成長していこう) の3つにつて世代別に、調査した

結果、収入がいい仕事、やりがいのある楽しい仕事、は半数以上の人が求めているのに対して、

③の学び成長していこうとすることに関しては、全世代で3割程度に留まります。だからこそ働く

ことの本質を考え、より高みを目指すことが大切な時代になったと考えます。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA