「東郷平八郎元帥に学ぶ・・」(585号)

1週間本当にはやいですね。あっという間に金曜日。

15日(水)の夕方から所属しているNIC(日本イノベーションクラブ)の勉強会

に参加して来ました。NICの会長の経営している、銀座にある人材派遣会社のオフィス

が活動拠点になっています。このような仕事関係でしか銀座には行きませんが、

日本を代表する繁華街である夜の銀座はやっぱり素敵ですね~。人が集まるのがよ~く

わかります。

夜の銀座

さて勉強会の記事は、hp「トピック」にも記載していますが、

20人程度の少数の集まりの勉強会にも関わらず、毎回ビックなゲストを講師に

招いています。前々回は、元プリンセス・プリンセスのリーダーの渡辺さんだったりで・・・

今回はなんと、東郷平八郎元帥の曾孫(ひまご)さんです。

東郷平八郎って何した人?どんな人?かご存知でしょうか。

薩摩藩士で納戸奉行、東郷吉左衛門の4男に生れ江戸時代~昭和を生きた軍人。

また東郷平八郎といえば、日露戦争でのロシアとの戦いを勝利に導いた、海軍の司令

長官ですね。当時、世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を破ったことで世界

中が震えました。日露戦争では連合艦隊司令長官に任命され、この戦争では超大活躍。

当時、世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を破り、大勝利をおさめました。

アジアの小さな国だった日本が、大国ロシアの艦隊を負かしたことは、世界中を驚か

せたのです。特に、当時ロシアの政策に困っていた国(トルコ、ギリシャなど)では、

「日本ありがとう!東郷ありがとう!」と讃えられ、子供に「トーゴー」の名付ける

のが流行ったのだそうです。東郷平八郎は日露戦争で世界的ヒーローになったの

でした。86歳で病気のためこの世を去りますが、葬儀は国葬が執り行われ参列には

各国海軍から、イギリス海軍司令長官ドレーヤ大将、アメリカ海軍アジア艦隊司令

長官アッバム、フランス海軍極東艦隊の司令長官リシャール少将、艦隊参謀長兼艦長

ルルー大佐、イタリア海軍首席指揮官ブリヴォネジ大佐、中華民国艦隊の王壽廷中将、

艦長・高憲申大佐など世界の海軍の闘将が儀礼艦で訪日されたのです。もの凄い葬儀だったんです。

勲章を受けたり、今でも世界中で名指揮官として評価されています。

現在は「東郷元帥記念公園」「東郷平八郎 墓所」「東郷神社」が存在します。

そんな方の曾孫さん東郷宏重様に「技術革新と海軍」という内容のご講演を受講いた

しました。元号が変わるこのタイミングで、時代を生き抜いた東郷家のお話、

東郷元帥のお話、海軍や技術革新についてのお話を学んで来ました。終了後は、

東郷さんを囲んで、銀座の北海道居酒屋で懇親の楽しい一時となりました。

歴史に名を残した偉大な人物の子孫には、今でも七光が大きく影響しているそうです。

私も大きな功績とはいいませんが、戦争では無く、仕事や平和的な活動で世の中や、人のために役立ち、少しでも生きた証を

残したいと思いました。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA