「社員の幸福学・・」(581号)

前号の「仕事を楽しむ考え方・・」に続いて、「幸せな社員、幸せとは何か・・」に

ついて月刊誌、日経トップリーダーの今月の特集「スーパードライ組繊か、ウルトラ

ウェット組織か、社員が定着するのはどちらの会社?」についてご紹介致します。

最近、働き方改革と共に、どうすれば社員が定着し、意欲的に働いてくれるのかが

ビジネスセミナーのお題になっているのをよく見かけます。

「幸せな社員は離職しにくい」という米国の研究結果があるといいます。社員が辞め

ない会社を作るには、社長が社員の幸せを意識した経営をすることが大切です。

では幸せとは何か?人によって思い描く幸せの姿は違っても、そこに至るプロセスは

共通するのではないか?こうした仮説に基づき統計によって分析した結果、人が幸せに

なるための因子は・・

「やってみよう」(自己実現と成長)

「ありがとう」(つながりと感謝)

「なんとかなる」(前向きと楽観)

「ありのままに」(独立と自分らしさ)

という4つに集約されることが分かったそうです。この因子をバランスよく持っていれば

幸せと言えるそうです。自ら・・

「やってみよう」というチャレンジ精神に富み、

どんなときも「ありがとう」という感謝を忘れない。

どんな困難にも「なんとかなる」と立ち向かい、

いつも自然体で「ありのままに」振る舞う

こういう人は幸福度が高いそうです。やらされ感ではなく、自分のアイデア、自分の

創造性や個性を生かせると幸せになると言われています。

慶応大学の学生が今、ワクワクの研究をしています。アンケートやインタビューに

よる統計分析です。日本人100人中、仕事上で1日に1回以上、ワクワクしている

人はわずか5%しかいないそうです。さらに、1年間で一度もワクワクしなかった人

が30%もいます。仕事を単に食いぶちを稼ぐだけの「ライスワーク」にしている

人がいかに多いかが推察できると言われています。

心おきなく話せる同僚がどれだけいるか。これは幸せと非常に強く相関していると

思います。また、友だちの多様性も幸福度に相関します。人数よりもむしろ多様性

のほうが影響は大きいです。世代や性別、思考、国籍などが異なる多様な人たちと

共に働くことのほうが、大勢の人と働くことより幸せに寄与するといわれます。

そのため、均一な集団より多様な集団のほうが幸せを感じる傾向があります。

世間的にいい会社とされる組織は次のようなプロセスをたどることが多いようです。

一時期は退職者が続くものの、経営者の考え方が具現化され、幸せの形が確立し

てくると、組織風土に合わない人は辞めていく。その後で再び定着率が向上する。

ただ、組織が望む人材ばかりを集めると、肝心な多様性が失われかねない。

ここは留意しておきたいポイントです・・・。と締めくくられています。

いつも言っていますが、私自身、社員の皆さんの幸福はダントツ一番の

経営テーマーです。そのために、ワクワクする職場の実現が、何よりの幸福では

ないかと考えています。これからもブレることなく社員第一主義を貫いていきます。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA