「最大の成果をだす最強チームとは・・」(551号)

今年も沢山の良書を読み、学んでいます。ただし本を読んだことだけでは、

「知っている」という知識だけになりますし、すぐに忘れてしまいます。

私の場合は読書でインプットしたことは、なるべくブログや挨拶・対話の時に

アウトプットすることで自身の知識に組込み、知恵として活用出来るように心がけています。

(「アウトプット」:著者 樺澤紫苑さん の本で学びました。)

1月から全30巻(上下を入れると31巻)の哲学書の読了にも挑戦中(現在7巻・・)

一度は読んでいるのですが、再び学びを得るために読破に挑戦中です。

改めて、読んでみると・・・ビックリするくら 忘 れ て い ま す。良書や自身の

バイブルとしている本が、何十冊もありますので、新しい本をどんどん読むことと

共に、何度も繰り返して読むことを心がけて行きます。

さて、現在読んでいる書籍、長い題名になりますが「今のチームで残業を減らして

生産性をあげろ!」という無茶ぶりを解決する!という本をご紹介します。

著者は「経営人事パートナーズCEO」の山極剛さんです。この方は、元・日産自動車

で資本提携以前からルノーによる経営改善のプロセスの一部始終を体験した方でも

あります。さて「働き方改革」が目指すのは、簡単に言うと次の3つになります

①労働時間を短くする。 ②労働生産性を高める。 ③仕事の満足度を上げる。

背景には、急激に進む少子高齢化、労働人口減少があり、慢性化している長時間労働

を改善するには、生産性を上げるしかないという状況があります。でも現実的に

「今のチームのままで、残業しないで生産性を上げろ」と、ただ言われても、

どうしたらいいかわからない・・。部下に仕事を押し付けるわけにはいかないし・・。

この本では、労働時間を減らし、生産性をアップさせ、チームメンバー全員の仕事の

満足度を高めることができる方法が具体的に書かれています。

その1つだけご紹介します。日本が年功序列制度から移行した「評価制度経営」ではなく、

今あるがままの状態で評価をする「現功序列」がその方法の1つになります。

上司は部下の行動すべてを知ることはできません。そして、人間の能力は総合力で

決まります。そのために、「多面貢献・みんなで評価」を取り入れて、上司から

だけでなく、先輩、同僚、部下からの評価も取り入る評価だそうです。

この本では「多面貢献・みんなで評価」を取り入れた企業の社長に、こんな話を

聞きいたそうです。この社長は社員のやる気を引き出すものは「お金しだい」と

思っていました。ところが、改善はするものの持続性がなく続いて行かない。

そこで「多面貢献・みんなで評価」を取り入れあるとき「多面貢献・みんなで評価」の

結果を朝礼で発表しました。すると、部下からは直接言われることがあまりなかった、

「社員に敬意と愛情を持って接している、みんなの見本」

「立場や性別に関係なくみんなの心をつかむ、抜群の統率力を持っている」

などのほめ言葉を聞き、普段はクールな課長は大感激しました。

また、営業と違い、あまり目立たない縁の下の力持ちである営業事務の女性にも、

「仲間が気持ちよく仕事ができるように、ありとあらゆる気配りしてくれる」

「自ら進んで業務に取り組む姿勢を見習いたい」などのコメントが集まり、この女性は

その場で涙したそうです・・。この評価を上手く活用する最大のコツは

「なぜその評価になったのか」を本人にフィードバックすることです。

そして、もし活躍できていなかったとしたら、どうしたらいいか全員で考えること。

「最強のチーム」とは、一人一人が得意技を駆使しながら、協力し合って「最大の成果」

という山頂を目指しているチームなのです。

上司や特定の人での評価ではなく、全員でその人を評価し、活躍できるよう

皆で考え取組こと・・全員が主体者なのです。

この話を通してチームで勝敗を競うスポーツと同じ考えであることを感じました。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA