「半導体製造装置の行方・・」(544号)

今朝は、エンジニアリング事業部の大型案件引合いの打合せのために朝礼を欠席

させて頂きます。受注出来るように誠心誠意、頑張ってきます。

弊社の主要業務の1つに、半導体製造装置・FPD製造装置の設計業務が御座いますが

2019年以降の半導体/FPD製造装置市場はどうなるのか? 日本半導体製造装置協会

(SEAJ)が需要予測を公開致しましたので、ご紹介いたします。

SEAJは毎月、半導体・FPD製造装置メーカーの経営者による景気観調査(SEAJ短観)

を実施していますが、その内容は通常、公にされることはありません。しかし、

今回、新年の記者会見において、SEAJの辻村学 会長がその一部を披露しました。

それによると、直近の景気観に関しては、2018年4月ごろが好況感のピークで、

その後徐々に悪化気味となってきているといるとのことで、2018年12月時点では、

「良い」が「悪い」をわずかに上回る程度となっているといいます。

また、半年後の景気観については、直近よりもさらに悪化傾向にあり、2018年12月

時点の調査で、半数を超える経営者が「景気はさらに悪くなる」とみています。

しかし、同時点の1年後の景気観については、「景気は回復する」とみる経営者のほう

が多くなっているとのことで、経営者が2019年末から2020年にかけての景気回復を

期待感を込めて予測している点が注目されます。

なお、SEAJ会長の辻村学氏は、「これまでパソコンや携帯電話(スマートフォン)に

よって半導体需要は増えてきたが、今後はIoT、クラウド、人工知能(AI)、自動車、

第5世代通信(5G)が重層的な広がりを見せ、半導体需要を押し上げて行く」という

ことを強調しています。また、産業動向予測については、「半導体およびFPDを取り

巻く情勢は目まぐるしく変化しており、1日で予測を書き換えなければならないよう

な事柄の連続しています。年末にはブラッククリスマスともいわれる株価暴落が生じ、

年始にはアップルショックが起きています。このような状況下での将来予測は難しい

のが現実です。しかし、『未来は不確実』ということだけは確実であり、無理に先を読

もうとしないで、全体感で判断するようにしている」と述べられました。

その上で「人間に欲望がある限り、半導体は永遠に不滅である。よって半導体製造に

必須な装置も不滅である」との持論を披露し、今後も半導体産業、ならびに製造装置

産業は大きく成長を続けていくであるとの見方を示しました。

今後はメモリーなどの単一製品分野の縮小にも耐える、揺るぎない半導体産業全体の

成長力が明らかになったのです。今年後半から始まる新たな成長局面に向かって、

機会を逃さない態勢づくりの時ではないでしょうか。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA