「2019日本経済の見通し・・」(528号)

あけましておめでとう御座います。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

年末年始は慌ただしく過ぎ、本日早くも仕事始めの日を迎えました。個人的に

一年中寝不足状態ですが、久しぶりに年末年始はゆっくり寝る時間が取れ、

スッキリさっぱり超元気に・・・睡眠の大切さと絶大な威力を実感&体感し

ました。

さて今年は「いのしし年」です。株式相場の格言では昨年の戌(いぬ)

年は「戌(いぬ)笑う」そして今年は「亥(い)固まる」と言い、昨年の好景気

が更に確固たるものになると予想されます。歴史を振り返ると、この周期は

不思議と当たっています。米国は特に好景気が続いており、19年もこの傾向は

変わらないと予想されます。その上で、2019年日本経済の見通しを、東京

商工会議所発行の「東商新聞」を元に簡単にご説明致します。

(共同通信社資料)

①「昨年の景気は回復局面の中の足踏み」

2018年の日本経済を振り返ると、景気は一進一退、外需では減速感が鮮明となり

また自然災害による物流・製造面の影響も有りました。国内外のスマートフォンや

データセンター需要の一服などから、17年を通じて大きく拡大した電子部品・デバイ

ス類輸出の増勢が鈍化した一方、内需の基調は底堅く推移しました。個人消費も緩や

かな持ち直し傾向にあったと考えられます。

②「外需の増勢は鈍化」

19年は内需主導で景気回復が維持されるものの、外需は伸び悩む見込みです。

輸出では中国経済の減速を主因に、力強さを欠く展開が予想される一方で、米欧経済

が堅調を維持するほか、アジア新興国での設備投資・インフラ投資が底堅く推移する

ため、輸出全体では緩やかながら増加する見通しであります。

③「消費増税の影響は前回より軽微」

19年の消費増税の影響は前回の14年に比べ軽微にとどまり、個人消費の持ち直し

基調は20年まで続くとみられます。背景には第1に、家計の負担増が小さいこと。

第2に、政府の増税対策として大規模な家計支援策を打つ見通し。第3に、家計の所得

環境の改善。企業は人件費の拡大へ前向きな姿勢になっており、1人当たりの

賃金も増勢が加速。このため、家計の負担増への耐久力は高まりつつあります。

④「設備投資は底堅い回復基調が続く」

背景として、設備投資の原資となる企業収益が高水準を維持することが挙げられる。

米国の底堅い景気拡大が続き、企業収益の大幅な下振れの可能性は限定的と考えられ

ています。建設投資は堅調、東京2020大会に向けた建設需要は維持され、首都圏

では国家戦略特区の都市再生プロジェクトが続き、リニア中央新幹線の開通予定の

名古屋駅周辺、「天神ビッグバン」プロジェクトの福岡市などの再開発事業、関西圈

では25年開催の万博が決定し、建設需要は当面途切れることはありません。

機械投資についても、製造業を中心に、能力増強や新製品・製品高度化向けなど、

設備投資も拡大しつつあります。これまでの研究開発の成果を事業化する動きが考え

られます。企業は近年、研究開発投資への積極姿勢を維持しており、これが夕イムラグ

を伴って、今後も機械投資の押し上げに作用するものと期待出来ます。

⑤「米中貿易摩擦が最大のリスク」

米中貿易摩擦に歯止めがかからず、両国間の貿易活動の停滞を契機に世界経済全体が

下振れするリスクが残ります。米トランプ政権が対日貿易赤字を問題視し、日本から

の輸出に関税が課される可能性もあることが最大のリスクとなっています。

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