「本を読むと甲子園へ行ける?・・」(515号)

今年は季節の進むのが遅く、まだまだ暖かい日が続きますが、いよいよ明日から、

師走。年初に立てた、抱負や目標を確認したいですね。多忙な時ほど、優れた本や絵

本に触れ、みずみずしい感受性を育みたいですね・・・。きょう30日は「絵本の日」だそ

うです。絵本の日に寄せて新聞記事を参考にお話をさせてもらいます。

近年、絵本は子どもだけのものではなくなり、多くの大人向け絵本が出版され、中高

生や高齢者の読み聞かせの実践例も注目を集めています。

静岡のある高校の野球部は県大会の3、4回戦止まり。そこで練習に加え、新たな

試みとして「絵本の読み聞かせ」を始めました。朝練習にかえて朝の「読み聞かせ」

を実施し、誰もが意外に思う実践で、生徒たちが変わりました。

当初は皆、戸惑ったのですが、読んだ後は気持ちが伸びやかになり、集中力も増した

といいます。イメージトレーニングの力も養われ、平常心で試合に臨めるようになった

チームは、ノーシードからみるみる勝ち進み、県大会で準優勝という快挙をっ!

後に甲子園出場も果たしました。もちろん、読み聞かせや読書だけで技術は向上しません。

しかし、内なる創造性や主体性が引き出され、飛躍のきっかけになったのです。

少し前にこのことを題材にした書籍『本を読んで甲子園へいこう!』が出版されて

います。実際の選手たちの感想です・・・

◎「金曜日に村上先生(著者)が読み聞かせをしてくれるようになって想像力豊かに

なって・・・」

◎「やっぱり読書をしているとイメージを浮かべることが身についてきます。読書や

読み聞かせを始めてから、いい試合ができるようになりました。勝ち負けに関係なく、

面白い試合ができるようになりました。・・・中略・・・。読み聞かせはメンタルトレー

ニングになるんです。」

◎「ぼくは、夏の大会でランナーコーチをやっていたんですけど、やっぱり読書や読み

聞かせをやっていた関係で、どんな場面で次に何が来るかとか想像できたので、そう

いう想像と全く同じ場面が来ると、もう、もらったなっていう感じでした。そうする

と、どんどん点も入るし、冷静さも身についていたし、精神面が一番強くなったと思います・・・。」

実際に著者が選手たちに読んだ本は・・・『ゆずちゃん』『べろ出しチョンマ』

『さっちゃんのまほうのて』『空中ブランコ乗りのキキ』『三コ』『花さき山』

『ひさの星』『ふき』『スーホの白い馬』『ボロ』『かわいそうなぞう』

『ごんぎつね』『てぶくろをかいに』『わすれられないおくりもの』

『はっぱのフレディ』『ラブ・ユー・フォーエバー』『はかまだれ』

『雷の落ちない村』・・・

忙しい師走だからこそ、「絵本の読み聞かせ」や「読書」に挑戦してみませんか!

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