「朝一でやる、1日で最重要な仕事・・」(508号)

今年の冬は、昨シーズンの寒かった冬と違い暖冬になるとの予測が発表

されました。年越しの準備期間にもなり、来年の営業日、忘年会の詳細も

発表され、年末の挨拶でカレンダーも配り始めました。また、来年の

10minノートも先週末配布されましたが、ここで再度10min運動に

ついて、医師で神経科医の樺沢さんの話をもとに確認致します。

書籍紹介

朝机に向かい仕事を始める最初にすることが、10minで「ToDoを書く」

一日で最も重要な仕事に位置付けています。そこでこのことによる4つの

メリットを解説致します。

①【1日の仕事の確認が出来る】ToDoリストは今日1日で、すべき

リストであり、書き出すことにより仕事の流れがイメージできます。

このリストは「1日の仕事の図面」です。図面を書かずに機械や装置は

作れません。「行き当たりばったり」になったり納期に間に合わないこと

になります。今日1日の仕事の流れを確認し、効率の良い仕事の割り振り

をするか、しないかで何割もの効率が変わります。

②【集中力が途切れない】リストを書かない人は、1つの仕事が終わった

瞬間「次は何の仕事をしよう?」と考えます。この瞬間に集中力がリセット

されその集中力を回復させるのに時間がかかり効率を損ねます。

400メートルリレーでバトンを渡す際に、落とすチームとスムーズに

バトンをもらうチームの差になります。トップスピードのまま走り切ること

が効率に大きく影響します。

③【うっかりミスがゼロになる】仕事が立て込んでいると予定や提出書類を

うっかり忘れるミスが発生しやすくなります。ToDoリストには

その日のうちの重要な仕事、予定が全て書き込まれているので、それを

見ながら進めることにより「うっかりミス」を限りなくゼロに出来ます。

「記憶」より紙に書き出した「ToDoリスト」の確認です。

④【ワーキングメモリーの容量が増える脳の情報量であるワーキング

メモリーは限られています。同時処理は3つまでです。いくつも予定や考えで

脳を占領されると、脳はほとんど停止状態に陥ります。本人は気が付きません

がこの状態では、仕事効率は著しく低下します。パソコンのフリーズし

かかった状態と同じです。ところが「しなければいけないこと」「予定」

「懸案事項」などToDoリストで書き出しておけば、脳のワーキングメモリー

となり有効利用できることで、メモリーUPともなり効率も大きくUPします。

以上のことがメリットとなりますが、このToDoリストの効果を最大にする

「3原則」が有ります。

◎紙に書くまたは、紙に印刷する(AZAでは10minノートに書く!)

・スマホやPCだと一段落つくたびに見ると、他のことを始めるきっかけに

なってしまう。

◎常に机の上に置く

・「集中力が途切れない」ように一瞬で見れるようにしておくことが重要

◎完了・達成したら豪快に斜線で消す

・達成感を味わい、モチベーションの源になりドーパミンが分泌されて

次もまた頑張ろう!」と意欲が高まります。

以上のことから、10min運動も自身の仕事の効率を上げるためにしっかり

取組んで行きましょう!

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