「努力の後に人格が形成される・・」(488号)

連休に話題の映画「コーヒーの冷めないうちに・・」を鑑賞してきました。

3回泣きました。家族、パートナーの大切さ、いつも素直に気持ちを伝える

大切さ、後悔しない生き方を学び、心の洗濯が出来ました。

コーヒーの冷めないうちに・・

今日は武田式ランチェスター経営の書、「小さな会社の稼ぐ技術」の最後の

総括から学んだ「努力の後に人格が形成される」お話を致します。

イソップ寓話の「農夫とその子供たち」のいあらすじです・・。

『ある地方に、働き者の農夫がいました.朝早くから晩遅くまで、サクランボ

果樹園で懸命に働きました。決して贅沢はせず、お金が貯まれぱ果樹園を広げ、

村一番のサクランボを出荷。みなから尊敬される立派な農夫でした。

 彼には2人の息子がいました。ところが、親とは違って怠け者で、仕事もせず

ブラブラしてばかり、歳月が流れ、夏の終わり頃、死期を感じた農夫は、

息子たちを枕元に呼び寄せ、こう言いました。

「あの果樹園のどこかに私かコツコツ貯めた財産を埋めてある。それをお前たち

に遺産として残す。私が死んだら堀り返して自由に使いなさい」

父の死後、息子たちは葬儀もそこそこに、朝から晩まで必死になて果樹園の土を

掘り返した。ところが、秋が過ぎ、冬になっても何も見つかりません。

果樹園全体を掘り返してみたものの、父が埋めたという財産は見つからず結局、

兄弟は掘るのをやめてしまいました。

イソップ寓話「農夫とその子供たち」

そして春になりサクランボの木はきれいな花を咲かせました。花は実になり、

やがて収穫の季節を迎えると、どの木も、近年見たこともない大きくて見事な

実をつけているではありませんか。

実は、2人の兄弟が土を掘り返したことによって、土が柔らかくなり、そこへ

落ち葉が入って土が肥えていたのです。サクランボは市場で高値が付き、兄弟は

大きな富を手にしました。と同時に、父が遺した本当の財産・遺産は「勤勉」

だと気づき、兄弟は深く感謝しました。以来、兄弟は朝から

晩まで勤勉に働き、かつての2人とは別人のような性格になりました。・・』

人は誰でも良い性格の持ち主になり、周囲の人から尊敬される立派な人間

になりたいと思っています。しかし、性格はその人の最も深いところにあるの

で、人から少しばかり説教を受けたり、本を少し読んだりした程度で、そう

やすやすと変えることができません。その人が今までに一度も経験したことの

ない大きな苦労を体験して、その中から何かをつかみ取らないかぎり、性格を

良くしたり、人格を創ったりすることなどできないと思います。

生活費を稼ぐだけの労働であれば、つらく、また寂しいことですが、人生

目標を立て、かつ、人格を創るためであれば、大変な仕事も決してつらい

ものにはならないはずです。

この寓話では、「親から受け継いだ時間」を積極的に使い仕事に取組み、

ことによって能力を開花させ「素晴らしい実績」を手にすることが遺産であり、

親から受けた恩をかえしたことになるということでは無いでしょうか。

「努力の後に人格が形成される・・」私たちも肝に銘じたいですね。

早くも9月ラストウィーク!後悔しない充実した毎日を過ごしましょう。

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