「5Sの凄い効果を再確認しよう!・・」(485号)

新年度に入って1カ月半経過しました。すでに1/10が終わってしまったことになります。

本当に早いですね。

弊社は今期、「ベクトルは利益追求」とテーマを掲げ、利益に対する

甘い考えを排し利益に対する戦略作り、仕組み作り、意識改革を行っています。

その意識改革の柱が現在取り組んでいるのが

◆5Sの取組みで意識改革

◆クレドの実行と浸透で意識改革

◆スマートボーディングで学び意識改革

この3つの「意識改革大作戦」になります。すでにどれもブログではおなじみの題材ですが

今日は、新メンバーも増えましたので、再度「5S」について再確認してみましょう。

5S活動を導入すると、生産性向上、安全管理、品質管理など目に見える効果があります。

さらに、組織が活性化し、人材の育成にも大きな影響を与えます。

5S活動は「意識改革のツール」なのです。人間は経験の生き物なので、従来の考えを

簡単に捨てることはできません。その上、仕事では業界の常識や地域特性も加わり、

なかなか変化できません。組織になると、世代間格差や職位・部署の違いによって

意識が異なり、さらに変化できなくなるのです。

このような状況で、5S活動が大きな役割を果たします。理由は、5S活動が「目に見える」

という特徴を持っているからです。朝礼、研修や会議などでいくら意識改革を説いた

ところで、個人や組織の意識は変わりません。しかし、5S活動は視覚的変化を伴うので、

意識が大きく変わります。

5S活動は「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」という5つの要素で構成されます。

抽象的なので、簡単に片付けなどと思い込んでしまいがちですが、5S活動は組織的な活動で、

その要素にそれぞれ意味とつながりがあります。

①整理:不要なものを捨てる。必要なものだけを残す。

②整頓:必要なものを働きやすく再配置する。そして表示を行う。

③清掃:表示に従って、頻度を決めて「点検保守」を行う。

④清潔:整理、整頓、清掃という3つのSを維持する。

⑤しつけ:組織が定めたルールを全員で守る。

そして、5S活動は①~⑤の順番に行う必要があります。それぞれの要素がつながっており、

それを理解しなければ狙った効果を得ることはできません。例えば、いきなりルールを作って、

それを守るように伝えても、定着せずにすぐに形骸化するものです。

それは活動が「点」になってしまい、「線」としてのつながりを失っていたからです。

即効性があるものではありませんので、毎日コツコツ行い、体験することが大切なんです。

この5S活動を正しく理解し、仕組みを構築し運用できたら、AZAの組織は間違いなく

大きく変化します。毎日行っている「環境整備の時間」は各グループで、計画を立て、

具体的に推進していきましょう!

5S職場が変わる自分が変わる

———————————————————————————AtoZtoA—
 「技術をデザインする マルチエンジニアリングのAZA