「思いやりを広げる安全社会に・・・」(424号)

子供たちの新学期の始まりと共に、「春の交通安全週間」が15日まで行われます。

車を運転する際は、心と時間に余裕を持って、歩行者など周囲の状況に配慮して安全

な運転を心掛けましょう。

思いやり運転

新聞記事に警察庁による交通事故の統計が発表されていました。

それによると、昨年までの5年間に歩行中の小学生が巻き込まれた交通事故

(全体で2万7264人)を分析したところ、1年生の死傷者数は7461人で、

6年生の2085人の3倍以上に上ることが分かりました。時間帯では登校中が

14・5%、下校中は20・8%だった。事故が起きたのは、道路の横断中が最も

多く、そのうち4割は横断歩道上だったそうです。

また、自転車乗車中の事故についても過去5年間分を分析すると。小学6年生で

5981人だった死傷者数は、中学1年生になると1万1587人に倍増します。

さらに高校1年生は2万8948人に膨らんでいます。

交通安全運動の重点項目の一つに「自転車の安全利用の推進」が掲げられています。

「自転車安全利用五則」には、自転車は、車道が原則、歩道は例外です。

①車道は左側を通行する

②歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行する

③安全ルールを守る(飲酒運転・二人乗り・並進の禁止。夜間はライトを点灯する

交差点での信号遵守と一時停止・安全確認する)

④子どもはヘルメットを着用――とあります。道路交通法において自転車は「軽車両」

身近な交通手段であるだけに、安全運動を機会に交通ルールを家庭で確認する

ことも大切です。

“まずは私から”と基本ルールを確認し、周囲への思いやりを広げていくことが

安全社会につながっていくことを自覚しましょう。

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