「外部評価を高めることも大切」(313号)

◎2018年5月に東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京を合併して新生

「きらぼし銀行」に成ります。

グループの総資産は約5・6兆円で、全国の地銀グループで20位程度。合併でシス

テム統合など約80億円のコスト削減を見込んでいるそうです。「きらぼし銀行」の

ネーミングは女性からはまずまずの評価で特に若い女性には、好評らしいです。他の

競合銀行からは「すぐに消えてなくなりそうなネーミングですねっ」と揶揄されても

いるそうです。銀行の融資基準が大きく変わってきています。

バブル崩壊で金融機関に膨大な不良債権が発生し、金融不安を招き、潰れない銀行を

作るために金融庁の銀行監査マニュアルが誕生しました。これにより金融機関の不良

債権を徹底的にあぶり出す検査が実施され、銀行が一斉にリスクをとらない融資を行う

ようになり、銀行を評して「雨の時に傘を外す」などと言われてきました。

金融庁

ところが2013年に金融庁が新たな「監督・検査方針」を発表しました。融資先の中

小企業が健全かどうかの判断を銀行の自己査定に委ね、金融危機への対応を

理由に不良債権処理を迫ってきた路線からの転換を明確にした。成長分野への

新規融資を促し地域金融機関の再編をにらんだ規定も盛り混まれました。

いわゆる貸し渋りを招く政策から、しっかりとした基準のもとで融資を促す制度に

転換されました。「監督・検査方針」変更からは、帳簿重視から、会社・事業の

将来性・新規性・技術力・運営の仕組みなどの各行独自の評価基準を設けて、

ランクを決定しているのです。

弊社の現状は、機械設計事務所→様々な技術に挑戦するマルチなエンジニアリング

会社に変貌しつつあり可能性を秘めた企業として評価が高いと言われています。

1つの事を極めて行くことも、凄く大切なことではありますが、事業領域を広げること

により、様々な可能性を秘めていると判断され、外部評価も高くなります。

◎先日「大切なお知らせが御座います」と赤く記された封書が郵送されてきました。

開けてビックリ他県の会社様が「堅実に地盤を築かれている貴社への高く評価」(o^。^o)

している旨が記されており。「貴社と業務・資本提携を希望されている企業様から

の依頼を受けております」とのM&Aのお話が御座いました。

どのような意図かはわかりませんが、M&Aの仲介を行う会社、希望している会社

のような外部からの評価は高いということに成ると思います。

これからも「様々な技術に挑戦するマルチなエンジニアリング会社」

の構築に努めて参ります。q(^o^)p

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~☆ 「技術をデザインする 」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~