■ 23歳で創業して、間もなく38年
アザエンジニアリングは、来月創立38周年を迎えます。
私が23歳で先代と共に、会社を立ち上げたのは平成元年(1989年)。振り返れば、決して平坦な38年間ではありませんでした。
■ 38年間、何度も「危機」がやってきた
平成元年以降だけでも、日本経済は大きな危機を何度も経験しています。
1991年~ バブル崩壊
1997年~ 金融危機・アジア通貨危機
2000年~ ITバブル崩壊
2008年~ リーマンショック
2011年 東日本大震災
2012年頃 欧州債務危機・円高
2020年 コロナショック
2022年~ 資源高・物価高・急激な円安
こうして並べてみると、「予測不能な時代」は今に始まったことではないのかもしれません。
特に私たちは、景気や設備投資の影響を受けやすい製造業の世界で仕事をしています。それでも38年間会社を続けてこられたのは、その時代、その時代の変化に対応してきたからだと思います。

■ 今度は「AI」という大きな変化
そして今、新たな大変革が始まっています。
生成AIの急速な進歩、人手不足、人口減少、賃金や物価の上昇――。10年後の仕事がどうなっているのか、正確に予測することは難しい時代です。
だからこそ大切なのは、未来を当てることではなく、変化したときに自分たちも変われることだと思います。
■ 半導体市場の成長は大きなチャンス
一方、私たちが技術・設計支援を行う半導体製造装置市場には、大きな追い風が吹いています。
AI、データセンター、先端半導体への投資拡大により、世界の半導体製造装置市場は今後も大きな成長が予測されています。
しかし、「市場が伸びるから、自分たちも安泰」ではありません。
その成長をチャンスに変えられる会社だけが、次の時代に進めるのだと思います。
■ 会社にも「老化」はある
私は、会社に「成長の定年」はないと思っています。
ただし、過去の成功体験に固執して、「昔はこうだった」と変化を拒んだ瞬間から会社の老化は始まります。
会社の年齢が問題なのではありません。変わることをやめることが問題なのです。
■ 38歳のAZAは、まだまだ変わる
だからこそ私たちは、生成AIの活用、AZA WORKSという新しいサービス、在宅・時短・週休3日など多様な働き方、そしてブライト500認定をはじめとする健康経営など、新しいことに挑戦してきました。
これからはさらに、技術者の確保と育成、技術力の向上、生産性向上、技術力に見合った単価への転換、顧客基盤の拡大、そして次世代へつなぐ組織づくりが重要になります。
■ 38年間「生き残った」のではなく「変わり続けた」
第38期のスローガンは、「変化を利益に変える」。
38年間続いたことだけが私たちの財産ではありません。
幾度もの危機に直面し、そのたびに考え、変化し、乗り越えてきたことこそが、本当の財産です。
38歳のアザエンジニアリングは、まだまだ成長途中。
次は40周年、そして50周年へ。
これからどんな変化が起こるかは誰にも分かりません。だからこそ変化を恐れず、社員みんなで知恵を出しながら、これからもお客様から必要とされ、社員が安心して長く働ける会社をつくっていきたいと思います。