アザエンジニアリングでは、設計部第一課を対象に、毎月「設計魂の日」という社内ディスカッションを開催しています。これは、設計者同士が日頃の経験や失敗談、工夫を共有しながら、設計力・品質・提案力を高めることを目的とした勉強会です。
今回のテーマは、
「設計レビュー(DR)の質をどう高めるか?」
設計レビュー(Design Review:DR)とは、設計内容が目的や要求事項を満たしているかを確認し、お客様との認識を合わせながら、より良い設計へ導くための重要なプロセスです。
今回も3つのグループに分かれてディスカッションを行い、多くの実践的な意見が共有されました。

参加者から最も多く挙がったのは、「良いレビューとは、お客様と設計者が同じ方向を向くためのコミュニケーションである」という考え方です。レビューは図面を確認するだけではなく、設計意図や判断根拠を分かりやすく伝え、お客様に安心していただくことが大切だという意見で一致しました。また、認識違いを防ぐためには、
- 事前に資料を共有する
- 図や3Dモデルを活用して説明する
- 疑問点はその場で確認する
- 議事録を残して認識を共有する
といった基本動作の積み重ねが、設計品質の向上につながることも改めて確認できました。さらに、「レビューの質は準備で決まる」という意見も数多く出されました。分かりやすい資料づくりや想定質問への準備、設計根拠を整理しておくことが、手戻りの削減やお客様との信頼関係づくりに直結するという気付きは、大きな収穫でした。
設計者の仕事は、図面を描いて終わりではありません。自分の考えを相手に正しく伝え、納得していただき、安心して採用していただくことまでが設計者の役割です。
今回も多くの経験や知恵を共有することができ、「設計魂の日」が技術伝承の場として着実に根付いてきたことを実感しました。
これからもTeam AZAは、学び続ける設計者集団として、お客様に信頼される設計品質を追求してまいります。