【なぜ評価が分かれるのか】喜ばれる設計と失敗する設計の違い(1988号)

先日、第5回「設計魂の日」を開催しました。今回のテーマは
🎯 「お客様に喜ばれた設計・失敗した設計」
設計者にとって最も価値のある「実体験」を共有する場です。そこで見えてきたのは、非常にシンプルで本質的な事実でした。
同じ設計をしているのに、「感謝される設計者」と「やり直しになる設計者」がいる。この違いは何でしょうか?今回の議論で出た答えは明確です。
設計者の価値は“経験の使い方”で決まる。
■ 喜ばれる設計の共通点:今回の議論で多かったのは
・コストが下がる・作業しやすい・メンテしやすい・納期が守られる
つまりお客様の現場を理解している設計です。特別な技術ではありません。“相手視点”があるかどうかです。
■ 失敗する設計の特徴:一方、失敗には共通点がありました。
・寸法ミス・干渉見落とし・仕様確認不足・入力ミス
驚くことに👉 ほとんどが「基本ミス」です。ではなぜ起きるのか?答えはシンプルです。忙しいと基本が崩れる。
■ 設計者の差はここでつく:優秀な設計者は特別なことはしていません。
・確認する・疑う・振り返る
そして何より👉 失敗を記録しているこれが決定的な差でした。
■ 成長する設計者の共通点:今回の議論で印象的だったのは
・失敗メモを残す・組立視点で設計する・現場を意識する
つまり失敗を資産に変えていることです。
■ 結論:設計者の価値は
・図面の枚数ではなく・ミスを減らした数で決まります。そしてその力は
👉 経験👉 失敗👉 振り返り でしか身につきません。
■ 最後に:失敗はなくせません。しかし、繰り返さないことはできます。あなたの失敗は、次の誰かを救います。
設計魂の日はそのための場です。経験を共有する会社は、強い!
次回のテーマは、「なぜその設計にしたのか?設計意図の言語化」をテーマに行ってまいります。