「祝・社長ブログ1900号・働く意味と、次の世代へつなぐ使命」(1900号)

いつも社長ブログをご愛読いただき本当にありがとうございます。「毎日欠かさず更新されていてすごいですね」「いつも読んでいますよ」と温かい言葉をかけていただくことが増え、ここまで続けてこられたのも皆さまのお力添えがあってこそです。心より御礼申し上げます。さて、本日で 社長ブログはついに1900号 を迎えました!振り返れば、たった数行の短い投稿からスタートしたブログが、いまでは会社の文化を支え、外部にもAZAの理念を届ける重要なメディアとなりました。私自身、若い頃の無茶な働き方から、いまは“年齢なりの思考”へと変わりつつありますが、歩んできた道のりとこれから果たすべき使命を、より深く考えるようになりました。そんな折、新聞に掲載されていた一つの記事が心に残りました。
◆ たった1杯のハチミツに込められた「生涯の使命」
日本のサラリーマンの生涯所得は約2億円。ジュラルミンケース2つ分ほどだそうです。働き続けた結果がその重さに換算されると、どこか複雑な気持ちになります。ところが、ミツバチの世界はさらに深い比喩を与えてくれました。ある本によれば、働きバチが生涯で集めるハチミツは“スプーン1杯” にすぎません。しかし、彼女たちは一生を通じてその「使命」を粛々と果たしていきます。働きバチの仕事は、最初は巣の掃除や幼虫の世話。成長すると巣の拡張、ミツの管理へ。最終的には巣の入り口で護衛を務め、そして寿命の終盤――最も危険な“外の世界でのミツ集め”が任される。巣を出れば、クモやカマキリ、カエルなど天敵が待ち構え、二度と戻れない可能性も高い。それでも老いた働きバチが最後に担うのは、次の世代のために命を懸ける仕事なのです。寿命はわずか1ヶ月余り。それでも、彼女たちは「自分にしか果たせない役割」を、静かに、誇りをもって生き抜いています。
◆ 私は何を残せるのか。
この文章を読み、胸を打たれる思いがしました。“次の世代のために、自分は何ができるのか。”還暦を前に、まさに私が向き合っているテーマです。AZAを36年続けてこられたのは、社員・お客様・外注先の皆さまの支えがあってこそ。そして次の世代へつなぐ役割は、まさに今の私に託されています。ブログ1900号という節目は、通過点にすぎません。
これからも、「社員の未来」「会社の成長」「地域への貢献」が同時に実現できるよう、
私自身の生涯の使命を胸に、どんな困難にも挑み続けてまいります。
◆ スプーン1杯のハチミツ。
一見わずかでも、積み重ねが未来をつくるという象徴のように感じます。このブログも1日1杯のハチミツのような存在でありたい。皆さまの一日の中で、少しでも励ましや気づきになる情報を今後も届けてまいります。

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