毎朝、6時に出勤するために5時半に家を出ます。途中で通過する町田駅は、まだ真っ暗で静まり返っている時間帯です。そんな中、JR町田駅前のペデストリアンデッキが、色鮮やかな光で美しく照らされていました。今朝は 鮮やかなパープル。冬の夜明け前の澄んだ空気の中で、インクが広がるように強く発光するパープルの光が輝き、思わず「今日も頑張ろう」と気持ちを前へ押し出してくれました。
■ カラーライトアップには“応援の意味”がある
町田市のデッキ照明は、イベントや啓発活動に合わせて色が切り替わります。色には全国的に共通する象徴的な意味があり、町田駅前のライトアップもその流れに沿っていると考えられます。
🟪パープル
女性に対する暴力をなくす運動期間(11月12~25日)
女性に対する暴力根絶のシンボル“パープルリボン”です。
🔸ピンク
ピンクリボン(乳がん啓発)
10月は乳がん予防の啓発月間。全国のランドマークがピンク色になり、検診の大切さを呼びかけます。
🔹ブルー
世界自閉症啓発デー(4月2日)/医療・福祉支援
“希望”や“治癒”を象徴する色。医療関連や、海の保全、警察週間などでもブルーライトが使われます。
🔺レッド
世界エイズデー(12月1日)/献血推進/防火防災啓発
赤は“いのち”や“防災”を示す色で、消防・救急・災害啓発に広く用いられています。
🟡イエロー
交通安全運動/障害者支援啓発/子ども支援
「注意喚起」や「子どもの安全」を象徴する色として、交通安全や福祉関連でよく使われます。こうして見ると、駅前デッキの光は「街からの応援メッセージ」のようにも感じます。
■ 光は人を動かす
今朝のピンクの光を見て、ふと感じたことがあります。
私たちAZAエンジニアリングも、お客様や社員にとっての “灯り” でありたい。
* 半導体装置メーカーの設計の課題に光を当てる
* テレワークや週休3日制など、働き方の不安を明るく照らす
* いつまでも安心して働ける(75歳まで)
こうした小さな光の積み重ねこそが、会社全体の安心や活力につながるのだと改めて感じました。経営者として、社会や地域を照らす存在であることを常に意識する。早朝の町田駅前の光を見ながら、そんなことを思った一日の始まりでした。