今年の甲子園では、連日ハイレベルな熱戦が繰り広げられていますが、いよいよ明日が決勝戦ですね!――気づけば8月も下旬に差しかかり、子どもたちの夏休みも終盤を迎えています。季節も少しずつ秋の気配が漂い始めました。そして、明日8月23日(土)は二十四節気のひとつ「処暑(しょしょ)」です。処暑とは「暑さが落ち着き始める頃」という意味で、暦の上では夏の終わりと秋の始まりを告げる節目となります。
🌾 「処暑」のころに感じる自然の変化
とはいえ、日中はまだまだ厳しい暑さが続きます。ただ、朝晩の風や虫の音、空の高さ、草木の様子など、少しずつ秋へと向かっていることを感じられる時期でもあります。ヒグラシの声が静まり、今は秋の虫たちが夜に耳を楽しませてくれるようになりました。こうした自然のリズムに目を向けると、心がスッと整うような気がします。
🧭 季節の変わり目こそ、健康への意識を
処暑の頃は、夏の疲れが出やすい時期でもあります。
身体がだるい、食欲が落ちる、眠りが浅いなど、いわゆる「夏バテ」の症状が表れやすくなります。また、処暑からは台風シーズンが本格化するともいわれています。
そのため、昔からこの時期には、屋根や雨樋の点検、非常食の備蓄など、自然災害に備える生活の知恵が受け継がれてきました。
🎐 残りの夏を、心豊かに
夏の終わりはどこか寂しさを感じる反面、ゆるやかに訪れる季節の移ろいに心が癒される時でもあります。まだまだ残暑は続きますが、皆さまもどうぞ健やかにお過ごしください。そして、夏の終わりを楽しむ週末になりますように!