今週は、弊社で最も人気の夏休み取得週。社内は静かで、出社しているメンバーもごくわずかです。先週のブログでもご紹介しましたが、今週に夏休みを取得した社員は、土日を含めて最大10日間の連続休暇となっています。この規模の会社で、毎年これだけしっかりと長期休暇を取れる企業は、全国的にもまれではないでしょうか。私自身、素直にすごいことだと思います。
■ 長期休暇は「働きがい」の象徴
アザエンジニアリングでは、社員が心身をしっかりリフレッシュできる仕組みを整えています。今後はゴールデンウィークや年末年始にも、しっかりと長期休暇が取れる制度へと拡充していきたいと考えています。これは単なる福利厚生ではありません。私たちの掲げるVISION、「働きがいのある会社、ワクワクする職場を実現させます」この想いを形にした、取り組みのひとつです。
■ 組織をもっと面白くしたいと思ったときに
最近、「もっと会社を面白く、ワクワクさせたい」と思い、『冒険する組織のつくりかた』(著:安斎勇樹)という本を手に取りました。タイトルの通り、「冒険のような組織運営」を提案する内容なのですが、読み進めるうちに、「これはまさに今のAZAに必要な考え方かもしれない」と深く共感しました。この本のキーワードは、ビジネスの世界観を「軍事的」から「冒険的」へとシフトすることです。
■ 軍隊型から冒険型へ──「命令と服従」ではもう動かない
従来の組織では、「計画通りに動くこと」が善とされてきました。明確な指令があり、上からの命令に従って動く。いわば「軍事的世界観」です。しかし、今の時代は社員一人ひとりの価値観も多様化し、単に「言われたことをこなす」だけでは、モチベーションは維持できません。そこで著者は、「冒険的世界観」を提唱しています。まるで仲間と旅をするように、それぞれの得意分野や好奇心を活かしながら、目標を一緒に見つけ、ワクワクしながら前に進んでいく――そんなスタイルです。
■ AZAエンジニアリングも「冒険する組織」へ
私たちAZAエンジニアリングも今、さまざまな“冒険”に挑んでいます。
* 働き方の多様化
* AI導入
* ベトナムとの協業
* ウェルビーイング経営の推進
どれも、正解があるわけではなく、試行錯誤しながら道を切り拓いていくものです。だからこそ、「冒険型組織」という考え方は、今の私たちにとてもフィットすると感じています。たとえば──
* 正解よりも“問い”を大事にする会話
* 上下関係よりも“横のつながり”を重視する風土づくり
これからは、もっと一人ひとりが「自分の冒険」を持てるような会社にしていきたい。そんな想いを新たにした一冊でした。社長として率先して学び、良いこと、新しい手法はどんどん取り入れていきます。“冒険する組織”を、みんなで育てていきましょう。