アザエンジニアリングでは、毎年夏に最大10日間の連続休暇が取得できる制度を設けています(7月〜8月の自由取得)。この制度は以下のような構成で成り立っています。
* 会社支給の「夏季休暇」2日間
* 計画的付与による「有給休暇」3日間
* そして前後の土日を合わせることで、全社員が心身をしっかり休めることを目的とした取り組みです。
■ この制度は「時代に合った働き方改革」
弊社のメイン業務である機械設計は、集中力と創造力を要する知的労働です。日々パソコンと向き合い、複雑な仕様に取り組むエンジニアにとって、長期休暇による“脳と心のリセット”は、生産性を維持する上でも非常に重要だと考えています。また、この制度は、働き方改革の一環として義務化された「年5日以上の有給休暇の取得」にも対応した形で設計されており、社員全員が計画的かつ安心して有給休暇を取得できる仕組みでもあります。制度設計にあたっては、顧問社労士より「適法かつ適切な運用」とのアドバイスをいただいており、違法性は一切ありません。有給休暇の「計画的付与」は、労働基準法に基づいた正式な制度です。
■ 一部の反対意見にも耳を傾けています
「そんなに長い休みはいらない」「有給は自分の好きな時に使いたい」といった声も、少数ではありますが社内に存在します。こうした考え方も、個人の働き方に対する価値観として私は否定しません。ただし、「個人の自由」と「組織の公平性・効率性」とのバランスをとることは、経営の責任だとも考えています。この制度は、社員全体が同じタイミングで休むことにより・・
* 「みんなが休むから気兼ねなく休める」
* 「仕事の段取りが立てやすくなる」
* 「会社全体でリフレッシュのタイミングを共有できる」
といった全体最適を意識した設計になっています。
■ 「大型連休」はぜいたくではなく、戦略的休暇!しっかり休むことで・・
* 体調が整う
* モチベーションが戻る
* 業務への集中力が高まる
これは各種のデータでも証明されており、長期休暇は“ぜいたく”ではなく、“仕事の質を保つための投資”だと私は考えています。
■ 働きやすさとは、休みやすさである
「ちゃんと休める会社」は、それだけで社員に安心感を与えます。採用面や定着率の向上にもつながるこの制度は、会社の魅力を支える大切な柱の一つです。アザエンジニアリングはこれからも、社員の健康と働きがいを両立できる会社づくりを進めてまいります。明日から多くの社員が夏季休暇を取得されます。来週は祝日も挟むため、“10連休”が可能です。「しっかり休んで、思い切りリフレッシュしてきてください!」そう言える会社であることを、私は誇りに思っています。