「第36期・皆さまお疲れさまでした!」(1813号)

先週、弊社の第36期が無事に終了いたしました。この一年間、日々の業務に真摯に取り組んでくださった社員の皆さまに、心より感謝申し上げます。36期は2024年8月1日から始まった一年間でした。本日はこの一年の歩みを、簡単に振り返ってみたいと思います。
今期の大きなテーマの一つは、「ウェルビーイング経営」の本格的な推進でした。
神奈川県からのご支援、そしてビーノコンサルティング様のご協力をいただきながら、社員の幸福度向上を目指した様々な施策に取り組んできました。
はじめに実施した「幸せ・不幸せ診断」では、弊社の社員の幸福度が非常に高いという結果が得られ、大変嬉しく思っています。また、ウェルビーイング経営の柱でもある「健康経営」については、「ブライト500」の取得を目指し、さらなるステップアップに挑戦しているところです。
また、前期からの継続課題であった「問題解決プロジェクト」では、資格手当制度の社内規定を整備し、資格取得に向けて勉強を始める社員も現れるなど、学ぶ風土が着実に根づいてきています。
意思決定の透明性と公平性を高めるために、社員の声を取り入れる「決裁協議会」も新たに設置しました。社員自身が提案し、協議し、決定できる仕組みとして、今後さらに発展させていきたいと考えています。
10月には、創業35周年を無事に迎えることができました。
これまで会社を支えてくださったすべての皆さまに、あらためて感謝の気持ちをお伝えいたします。
業務面では、「バックオーダー会議」の定着により工数ロスが大幅に改善されました。
私自身もAIの活用を本格化させ、経営判断や業務の効率化に大いに活用しています。
環境改善としては、長年の課題だったビジネスチェアの入れ替えや、社内PCの全面更新を実施し、より快適な職場づくりを推進しました。
また、昨今の物価上昇に伴う価格転嫁の交渉においても、多くのお客様にご理解をいただき、単価ベースの見直しを行うことができました。
健康経営の一環として、6月には「食育マルシェ」を再開し、第一回の野菜BOXをご自宅へお届けしました。社員の皆さんからの好評の声が励みになっています。
社員同士の親睦促進にも取り組み、グループ懇親会の会社補助を3,000円から5,000円に増額。制度面では、定年年齢を65歳から70歳へと見直し、安心して長く働ける職場環境の整備を進めました。
6月には新たな事業として「AZA WORKS」のWebサイトを開設し、現在本格稼働に向けて準備を進めているところです。こうした数々の取り組みによって、今期は「選択と集中」の“集中”がしっかりと成果に結びつき、過去最高の利益を計上できる見通しとなっています。
一方で、顧客ニーズや市場環境の変化も大きく、今後も柔軟な対応力と新規顧客開拓力が求められます。ありがたいことに、新たなジャンルからのご相談や契約も増えており、手応えを感じています。
すでに始動している第37期では、新規顧客の開拓、AI導入のさらなる推進、ものづくりへの挑戦、派遣認可の再取得、そしてAZA WORKSの本格稼働など、多くのチャレンジが控えています。
社員の皆さん一人ひとりがやりがいを持ち、成長を実感できる職場づくりと、会社全体の持続的な成長を両立させるために、引き続き取り組んでまいります。
新たな挑戦と成長の機会に満ちた第37期を、皆さんとともにワクワクしながら進んでいけることを心から楽しみにしています。37期もどうぞよろしくお願いいたします。