【健康経営情報】最近、本当に暑いですね。朝の通勤だけで汗だく、オフィスに着くころにはもうぐったり…という方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな暑さ対策にピッタリの話題をご紹介します。 テーマはずばり――「冷え活」!🎐
◆熱中症は“ゼロ”にできる病気!?
昨年の5月〜9月、全国で9万7,000人以上が熱中症で救急搬送されたそうです。さらに今年6月からは、企業にも熱中症対策が義務化されました。働く環境が31℃を超えたり、湿度指数(WBGT)が28を超えると、対策しないと罰則が…!でも、知っていましたか?熱中症って、予防すればゼロにできる数少ない病気なんです。
◆注目の「冷え活」とは?
そんな中、今注目されているのが「冷え活」という考え方。文字通り、身体を内と外から冷やす新時代の熱中症対策です。いくつか簡単にご紹介します。
✅ ① 出かける前は“プレクーリング”
家を出る前に、エアコンを25℃以下にして30分以上涼んでから外出すると、身体の深部体温の上昇を抑えることができるそうです。ガーデニングや現場作業の前にもおすすめ。
✅ ② 涼しい空気を吸うのも効果アリ
肺って、なんとテニスコート半面分の表面積があるらしく、エアコンの冷気を吸うことで内側から冷却できるそうです。夜寝る時は室温28℃以下、湿度60%以下を目安にエアコンを使ってください。
✅ ③ 「飲める氷」で体の中から冷却!
最近話題の「飲める氷」ってご存知ですか?シャーベット状の飲み物なんですが、普通の氷よりも効率よく体の中を冷やせるんです。
作り方も簡単:
1. スポーツドリンクやジュース140mLを凍らせる
2. 凍ったもの+液体100mLをミキサーに入れてガーッと混ぜるだけ!朝作ってタンブラーに入れておけば、外出先でも冷え活できます。
✅ ④ 手のひら冷却もおすすめ!
「手のひらを冷やす」という方法もあるんです。ここには「動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)」という特殊な血管があって、手のひらを15℃くらいの冷たいペットボトルで握ると、冷えた血液が全身に巡っていくそうです。タオルでくるんで握るだけでOK。冷たすぎると逆効果なのでご注意を!
冷え活、どれも簡単にできそうですよね。特に屋内作業が多い弊社でも、朝のプレクーリングや「飲める氷」は取り入れやすいと思います。熱中症は対策次第で防げる病気。皆さん、今年の夏はしっかり冷やして、元気に乗り切りましょう!