今月の『プレジデント』誌の特集は、「老化が早い人、遅い人の習慣」。
非常に興味深いテーマでした。なぜなら、「老化=年齢」ではないという視点は、私たちが推進する「健康経営」と深く重なるからです。
■老化が早い人・遅い人――違いは「日々の習慣」
記事では、老化を加速させる生活習慣と、若さを保つ習慣が比較されています。特別な運動やサプリメントではなく、日々の小さな選択や行動の違いが、数年後には大きな差を生むという内容です。
たとえば、
* 朝食を抜く/きちんと食べる
* 座りっぱなし/こまめに体を動かす
* 夜更かし/良質な睡眠をとる
* 孤独/人と交流し笑う
どれも、私たちの日常の中にある選択ばかりです。だからこそ、「意識するかしないか」が、未来の自分をつくるカギになるのだと思います。
■アザエンジニアリングの「健康経営」は“老化予防”でもある
弊社が取り組む健康経営も、まさにこうした日々の習慣づくりを大切にしています。
具体的には、次のような施策を実施中です:
* 水曜ブログでの健康習慣に関する情報発信
* 週1時間の「就業内勉強時間」で、健康やウェルビーイングを学ぶ
* 月1回、お昼休みに開催する「食育マルシェ」(旬の野菜の効能を学ぶ勉強会)
* 誕生日に松阪牛、給料日にケーキ――“食べる幸せ”応援
* リラックスと血行促進を促す「重炭酸泉入浴剤」の支給
* 健康茶やミネラルウォーターの飲み放題で、日常の潤いをプラス
これらは「福利厚生」として見ればささやかかもしれませんが、老化を遅らせる“よい習慣”を応援する会社の姿勢でもあるのです。
■『プレジデント』誌は社内で回覧中です!
今回ご紹介した『プレジデント』は、社内回覧しています。忙しい方は“流し読み”でもかまいませんので、ぜひ手に取ってみてください。ふとした一文が、自分の健康や働き方を見直すきっかけになるかもしれません。
■「予防と習慣」が未来を変える
健康診断で異常が出てから対処するのではなく、
日頃の習慣や意識を整えて、そもそも病気にならない生活を目指す。
これは、社員一人ひとりにとっても、会社全体にとっても大切なテーマです。年齢を重ねることは止められませんが、老化のスピードはコントロールできる。そのカギは「毎日の選び方」にあります。私自身、59歳。還暦を目前に控え、「どう仕事を楽しむか」「どう人生を楽しむか」を真剣に考える年齢になりました。皆さんと一緒に、“元気に年齢を重ねられる会社”をこれからも目指していきたいと思います。